天皇皇后両陛下がオープンカーに乗られて先日パレードをされた祝賀御列の儀。

沿道ではたくさんのスマートフォンやカメラが向けられて、

天皇皇后両陛下が手を振られている写真を撮影しようと、

皆様頑張っている光景をテレビのニュースで見ました。

 

その光景を見て正直もったいないなと思いました。

 

写真を撮ってSNSにアップするのか、友人に見せるのかはわかりませんが、

ニュース映像や新聞社の写真で見れば済むことかなと。

プロではないので、撮れているか撮れていないかもわかりませんしね。

せっかく目の前に天皇皇后両陛下がいらっしゃるのに、

天皇皇后両陛下に声もかけず、拍手もせず、旗も振らず、

多くの人がスマートフォンやカメラをただただ向けている光景に、

なにか寂しさを感じました。

 

これならテレビを介して映像を見ている僕と同じです。

せっかく行列に並んで沿道に行ったのに自分の目で見ないのはもったいない。

僕ならカメラを構えずに、ただた天皇皇后両陛下の車列をじっくりこの目で見ます。

 

私の娘が出産したときに産婦人科に行ったとき、

生まれた娘は写真ではなくこの目でじっくり心に刻もうと思い、

カメラをあえて持たずに産婦人科に行きました。

キラキラした目で天井のライトを見つめる、

その目と表情を今ではっきりと覚えています。

 

先日運動会に行った時、やはりカメラを構える親御さんが多かったです。

愛しい我が子をビデオや写真に収めたいのでしょうね。

私も娘が小学校最後の運動会だったので僕も仕事で使うカメラを構えていました、

提携の写真屋さんより大きな機材だったので、提携の写真屋さんに睨まれたり、

提携の写真屋さんに間違われることもありましたが、じっくり娘を撮っていました。

小学校最後なので自分の目ではっきり見たいとは思っていたのですが、

近所の方に撮影を頼まれたりで撮影に没頭していた次第です。

提携の写真屋さんも複数いて撮ることは撮ってくれているので、

僕が撮らないで済むなら撮りたくはなかったと言うのが正直な所です。

 

写真ってその時の一瞬の時間を切り取ることが出来ることができるものです。

でもその時の一瞬は自分の目ではなくカメラを通した一瞬になってしまいます。

データという形は残るけれども、

自分の目で見た感動とか空気感とかは感じる事は出来ません。

 

一瞬の時間は写真や映像で撮るか、自分の目でみるか、どちらか一つだけなのです。

どちらかであればあなたはどちらをとりますか?

 

結婚式もゲストの方はスマートフォンやカメラで色々撮影をしています。

○カメラの使い方が…

 

ゲストの皆様はチャペルで挙式をしているとき、拍手ではなくカメラを、

フラワーシャワーの時はお花ではなく、

カメラをしっかり握って撮っている人が多いです。

披露宴入場でも拍手や笑顔でなく、

カメラ越しに新郎新婦さんを見ている人の多いこと多いこと。

 

新郎新婦さんが求めているのはスマートフォンで撮影した写真や映像ではなくて、

拍手をしている皆様の表情やフラワーシャワーで満面の笑顔で、

おめでとうって声をかけながら花ビラで祝福してくれる表情だと思うのです。

 

スマートフォンやカメラ越しの新郎新婦さんではなく自分の目でみつめて、

新郎新婦さんに拍手をしたり、笑顔を見せてあげませんか?

 

カメラマンが入っている時は、

プロカメラマンがしっかりとその写真や映像を残しているはず。

それらは任せて自分自身は結婚式をどっぷりと楽しみ、

新郎新婦さんにとびっきりの笑顔を見せる方が、

新郎新婦さんにも本人にも価値があると思うのです。

 

スマートフォンやカメラが一人一台の時代特有のことだとは思いますが、

せっかくの機会だからとかで、反射的にカメラを向けるのではなく、

一瞬の時間をどう考えるか、

ということをじっくり考えてみることも大切かと思って記事にしてみました。

あくまで個人的な思いですけどね。

 

 

(写真と本文は関係ありません)

 

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