ハチャメチャ☆カウンセラーゆうなです。
(奄美出身・高知在住の心屋認定カウンセラー)
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視覚障害のある方とのクライミング交流会に参加してきた
子ども向けのイベントだったけど、私が参加したくて長女を誘い出した
夫婦でパラアスリートとして活躍されているMさん
旦那さんは生まれつき弱視で30代の頃に完全に見えなくなったそう
奥さんは弱視
そんな二人がクライミングをする
私は福祉の大学を出て病院で働いてたけど、視覚障害のある方の生活もスポーツも身近にはないから興味津々
スタート地点の石から次の石までが、どこの方向にどのくらいの距離なのかを
見える人が口で伝える
方向はアナログ時計の短い針をイメージして言う
距離は 大 中 小 で(これは高知式らしい)
例えば石が左斜め上に20センチくらい離れてたら
「10時、小」
クライマーが指示した石をつかんだら「それ!」と教える
そんな感じで1個ずつ進んでいく
いや~知らない世界を知るって面白いね~
Mさんはもちろん最初からできたわけじゃないし、学校時代はスポーツは苦手だったらしい
強がって生きてたときもあるし
完全に見えなくなってからは引きこもったこともあったそう
障害者がスポーツをしてるのを知ってから自分もランニングや自転車を始め少しずつスポーツをしていくようになったんだって
その人がどうやって生きてきたのか、どんな考えで過ごしてるのかを聞くのも私は楽しい
イベントの最後にアンケートで「もしあなたが見えなくなったらどうしますか?」ってあった
私は「まず落ち込むと思う。そして自分にあった生き方を探します。」と回答した
Mさんと出会ったから、きっと大丈夫だと思った
まぁ絶対落ち込むし、めっちゃ引きこもるだろうけどね
でも出口のないトンネルは怖いけど、光があればそこに向かって進んでいける
Mさんは見えない人の光だ
(あ、光も見えないけど細かいことは、、、)
全盲で、移動するのもトイレ行くのもご飯食べるのも人の助けが必要な部分もあるけど
結婚して仕事もしててアスリートで活躍もしてて外国へも行く
そして何より人生を楽しんでいる
大丈夫を教えてくれる存在
そんな人に出会えて私は幸せだ~