今年もあとわずかとなりました。
12月に入るとさまざまな1年の統括がされます。
昨年末も話題にしましたが、
「ユーキャン 新語・流行語大賞」と
「三省堂 辞書を編む人が選ぶ 今年の新語」について取り上げたいと思います。
Webライティングという、多くの人に読んでもらう文章を作る身として、
世の中に出回っている言葉って、やっぱり気になります。
最近やたら耳にする言葉だけれど、一般的に通じる言葉となっているの?
こういう意味での使い方は間違っているのでは?
反対に
あまり見聞きしたことはなかったけれど、こんな言葉が普及してきているんだ…。
などと自分の新語にたいする知識を再確認する機会となりますよね。
まず、
「2019ユーキャン新語・流行語大賞」は、
「ONE TEAM」
が年間大賞となりました。
今年終盤のラグビーワールドカップの盛り上がりを受けて
選ばれた感じがします。
昨年の年間大賞「そだねー」も冬季オリンピックのカーリングチームのもの。
スポーツが多くの人の心に訴えかける力を持っているのも
2年連続チームスポーツ関連の言葉が選ばれたのに
何か関係がありそうな気がします。
前向きな気持ちになれる言葉は、やっぱり良いものですね。
尚、大賞以外のトップ10は、以下の通りです。
・計画運休
・軽減税率
・スマイリングシンデレラ
・タピる
・#KuToo
・〇〇ペイ
・免許返納
・闇営業
・令和
トップ10以外のノミネート語もご紹介します。
・あな番(あなたの番です)
・命を守る行動を
・おむすびころりんクレーター
・キャッスレス/ポイント還元
・サブスク(サブスクリプション)
・後悔などあろうはずがありません
・上級国民
・ジャッカル
・翔んで埼玉
・ドラクエウォーク
・にわかファン
・肉肉しい
・ハンディファン(携帯扇風機)
・パプリカ
・ホワイト国
・ポエム/セクシー発言
・MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)
・4年に一度じゃない。一生に一度だ。
・れいわ新選組/れいわ旋風
・笑わない男
ラグビーワールドカップに関連した言葉が多いと感じるのは、
私だけでしょうか。
個人的には、「#KuToo」を初めて知った時は、「おお!」と思いました。
自分自身、若かりし頃職場でハイヒールを履いて立ち仕事が苦痛だった…と共感し、
「#MeToo」にかけているのもよく思いついたなぁと感嘆しました。
そして、三省堂の辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2019」の
ベスト10は次の通りとなります。
大賞:-ペイ
2位:にわか
3位:あおり運転
4位:反社
5位:サブスク
6位:電凸
7位:カスハラ
8位:垂直避難
9位:置き配
10位:ASMR
選外:タピる ワンチーム
特別賞:令和
こちらは何だかネガティブな印象を受ける言葉が多いような…。
大賞の「-ペイ」はこれからキャッシュレスがすすんでいく中で、
確実に定着していく言葉だと考えられますね。
昨年と異なり、「新語・流行語大賞」と被っている言葉が多い気がします。
両方で選ばれている言葉は、定着していく可能性が高いのかもしれません。
<参照>
・ユーキャン新語・流行語大賞 第36回2019年受賞語
・三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2019」