去る8月30日、

無事に第26回Webライティング能力検定が実施されました。

 

昨今の状況から、体調に不安のある場合は、

受検回の変更を受け付けるので無理をしないでください、

とお知らせしたこともあり、

ご本人、ご家族の体調に不安があるということで、

今回は欠席という方も少なからずいらっしゃいました。

 

受検予定だった方の内、7割弱が実際に受検したという感じでしょうか。

どうしても首都圏・近畿圏・東海圏では欠席率が高くなってしまったようです。

 

お申込みいただきながらも、今回の受検が叶わなかった方。

ぜひ次回以降で、勉強の成果を出していただきたいと思います。

 

次回の受検までの間にも、

検定の勉強で学んだことを

日々のWebライティングに活かしてくださいね。

 

 

さて、採点を終えたばかりなのですが、

皆さんのミニ論文を読んでいて、感じたことがあります。

 

それは、同じような内容のものがたくさんあるということ。

 

もちろん、同じ問いに対して文章を作るのですから、

似た部分があって当然です。

ですが、それを差し引いても今回は特にその傾向が強かった気がします。

学んだことをまとめた文章だと感じるミニ論文が多かったです。

 

「あなたが」という部分がよく伝わってこないため、

そんな風に感じるのだと思います。

 

「あなた」が見えないと、他の人との差が付きにくいです。

一般論をなぞった文章となりがちです。

 

検定では、問題に沿った内容であれば点数は取れます。

 

 

 

それでは、実際にネット上へ投稿する文章ならばどうでしょう。

 

 

私の場合、調べ物をする時やあるテーマについての文章を読みたい時、

検索したら、いくつか気になるものを読んでいきます。

 

その時、2記事目以降はざっと読んで

「さっき読んだのと同じような内容だな」と感じると

すぐに離れてしまいます。

 

独自の視点で書かれていたり、プラスアルファの情報があったりするなど

「へぇ~」と感じる部分があるとじっくり読んでみる…という感じです。

 

人によってそれぞれ違いはあるかと思いますが、

同じ様な方は少なからずいらっしゃるはず。

 

同じテーマについて書かれたたくさんの文章の中では、

独自性が見えないと目にとめてもらいにくいのではないでしょうか。

 

 

 

検定のミニ論文も同じテーマでたくさんの記事が書かれるという点では一緒です。

「あなた」を上手に出せるかどうかが、

「へぇ~」と感じる部分を作れるかどうかのカギだと感じます。

一度にたくさんの同じテーマについて書かれた文章を読むと

特にそう感じます。

 

自分を出し過ぎてもよくないので、加減が本当に難しいと思います。

 

 

 

毎回出題の内容は変わるのですが、

それでもよく見かける言い回しがあります。

 

・読者の求める(必要とする)、有益な、役に立つ情報

・だれでも読みやすく、わかりやすい、信頼を置ける文章やレイアウト

・人を傷つけることのない、炎上にも気を付けた表現

 

などです。

 

これらを書くことは、決してダメなわけではありません。

ただ、そこをもうちょっとだけ掘り下げてみて欲しいのです。

このままではあくまでも漠然としてしまいます。

 

例えば、

自分が携わっている仕事や活動にこうやって活かしたい

とか、

この分野に興味がある或いは詳しいので広く知ってもらうために、このように活かしたい

等といった感じです。

 

こういった「わたし」の要素があると、印象に残る率が高い気がします。

 

 

検定のミニ論文はインターネット上に公表するわけではないので、

当たり障りのないまとまった文章で、出題テーマに沿っていれば点数は取れます。

しかし、もしも余裕をもってミニ論文に取り組めるのならば、

「他の人の書いた文章に埋もれないものを!」と意識してみるのも

良いのではないかと思います。

 

 

採点はできませんが、

自宅でもう一度、検定のミニ論文にチャレンジしてみるのもアリではないでしょうか。

何回か書いてみることで、ブラッシュアップできるかもしれません。

 

その時、時間も意識するといいですよ。

 

 

 

 

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第27回Webライティング能力検定

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