たとえ「円満離婚」であっても・・・ | 離婚からの立ち直り

離婚からの立ち直り

公認心理師/精神保健福祉士 離婚経験のカウンセラーが綴る「離婚から立ち直る方法」離婚後は、喪失感、孤独感、絶望感、後悔、憎しみ、恨み、怒りなど様々な感情に押しつぶされそうになります。でも、必ず新たな1歩を踏み出せる日は来ます。

離婚うつから立ち直りカウンセラーの原 つよしです。

 

離婚後のパートナーや子どもとの関係は、離婚に至る経緯と同様に人それぞれです。

 

離婚後も、元パートナーとは友達関係のような感じでたまに会っているという人もいますし、もう2度と顔もみたくないから会うことは一生ないという人もいます。

 

わかりやすく言えば、俗にいう「円満離婚」か「泥沼離婚」のような違いかな。

また、子どもとの関係も、定期的に会う人もいれば、全く会うことができない人もいます。

 

離婚後のパートナーや子どもと親密性があるかないかによって「立ち直り」にも多少影響はあるように思います。

 

一般的には「泥沼離婚」よりも「円満離婚」のほうが、子どもと会える人と会えない人では会える人のほうが、落ち込む度合いは少ないでしょう。

立ち直るまでの期間に関しても、元家族との親密性があるほうが早いと思います。

 

しかし、これはあくまでも「一般的には」という前提なので、たとえ「円満離婚」で子どもと定期的に会えたとしても「後悔」や「自責」や「罪悪感」という感情を持つし「寂しさ」「孤独感」も当然あります。

 

このような感情を持ちながらでも、男性女性関係なく、外で働いているときは人前で落ち込んでいたり、元気がない態度はとれないので、相当無理して頑張ってしまいます。

お子さんを引き取った親も、子どもの前では元気にしなければとやはり頑張ってしまいますね。

 

仕事をしなければならない、子育てをしなければならない、とにかく頑張るしかない状況の人は、日中はなんとか頑張れてます。

 

でも、夜、子どもも寝静まって、ひとりになった時・・・お風呂に入っている時・・・子どもに寝顔を見た時・・・

自然と涙が出てくる・・・

声を上げて泣きたくなる・・・

 

そういうときは、我慢したりしないで、泣いている自分を情けなく思ったりせずに、とことん泣いて、涙流してください。そういう時間を大切にしてください。

 

「円満離婚」だろうが「泥沼離婚」だろうが、離婚後は仕事や育児に頑張らざるをえない環境におかれてしまいますよね。

「無理をしないで」と言いたいのですが、特にお子さんがいる場合は無理をしないと生きていけないんですー・・・っていう状況も理解できるので、無責任に軽々しく「無理をしないで」とは言えませんが、せめて、夜、ひとりになったときは、自分の感情を我慢したりしないようにしてください。

 

「日中、無理した力」をどこかで補うこと、労うことも意識して欲しいと思います。

 

ちょっと、話がずれてしまった感がありますが、何が言いたかったというと、

「無理した力」を補う、労う意味においても、夜、ひとりになった時は、思い切り泣いてもいいんですよ~ということを伝えたかったのです。

 

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