「離婚」「依存症」「うつ病」に共通すること | 離婚からの立ち直り

離婚からの立ち直り

公認心理師/精神保健福祉士 離婚経験のカウンセラーが綴る「離婚から立ち直る方法」離婚後は、喪失感、孤独感、絶望感、後悔、憎しみ、恨み、怒りなど様々な感情に押しつぶされそうになります。でも、必ず新たな1歩を踏み出せる日は来ます。

離婚うつからの立ち直りカウンセラーの原 つよしです。

 

私は「離婚」「依存症」「うつ病」のカウンセリングに特化しています。

当初は「離婚からの立ち直り」だけに特化したカウンセリングでした。

しかし、離婚後に「アルコール依存症」になった人、

離婚(あるいは夫婦問題)が原因で「うつ病」になった人、

「依存症」が原因で離婚された人、した人など・・・

「離婚」と「うつ病」と「依存症」に因果関係があるケースが多いことを知りました。

 

「依存症」「うつ病」だけでなく、さらには「発達障害」や「パーソナル障害」など「精神障害」が「離婚」に関係するケースも少なくありませんでした。

 

そのために、私は依存症専門のカウンセリングを学び、精神医学や精神障害の知識や技術を習得するために、精神保健福祉士の資格を取得しました。

 

で、実際のカウンセリング経験と知識を学んだ結果「離婚」「依存症」「うつ病」に共通するキーワードがあることに気づきました。

 

それは「寂しさ」「孤立感」です。

「誰にもわかってもらえない」「理解してくれない」ということから、寂しさを感じ、自分だけが孤立していると考えてしまいます。

 

「依存症」や「うつ病」になるのは、精神的に弱いからだとか現実から逃げているからだという考えの人もまだまだ多くいます。

「離婚」をしたからといっても、「依存症」「うつ病」にならない人のほうが多いかもしれません。

だから、「依存症」「うつ病」の人は、周囲の人からは厳しい言葉、説教じみた言葉を言われることもあります。

 

あるいは励ましの意味で「頑張れ」とか「いつまでくよくよしてるの」と言う人もいますが、当事者にとってはとてもきつい言葉に感じます。

 

こういうことがあると、ますます人と関わることが怖くなります。「寂しさ」「孤立」を感じます。

 

でも、立ち直っていく過程においては、人との関わりがやはり必要です。

離婚後やうつ病の時は、あまり人と接したくない気持ちだとは思います。

焦る必要はありませんが、ゆっくりと少しずつでもいいので、外に出ることや人と接することにチャレンジしてみてください。

 

「人は人によって傷つけられるが、人によってしか癒されない」と何かの本で読んだことがあります。

 

きっと、あなたの周りにもあなたのことを理解してくれる人、わかってくれる人はいます。

 

人間不信、対人恐怖、不安、嫌悪、疑いなどの気持ちで他人とは関わりたくない時期もあることは、私も経験しているからわかります。だから焦る必要はありません。

 

ただ、いつの日か人と会えそうかなと感じた時は、人と関わってみてほしいと思います。

カウンセリングもそのきっかけになればと思っています。

 

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