離婚うつから回復カウンセラーの原 つよしです。
今日は3.11ですね。
震災後、この時期になると「PTSD」という言葉がTV、ネット、ニュース、新聞等でちらほら使われいてますね。
ということで、今日は「離婚」と「PTSD」について書きます。
「PTSD」とは?
皆さんも、意味はなんとなくわかっているかと思いますが、簡単に整理します。
以下厚労省のHPから引用します。
【PTSD】
「PTSD」とは外傷後ストレス障害(PostTraumatic Stress Disorder)の略語です。
生死にかかわるような実際の危険にあったり、死傷の現場を目撃したりするなどの体験によって強い恐怖を感じ、それが記憶に残ってこころの傷(トラウマ)となり、何度も思い出されて当時と同じような恐怖を感じ続けるという病気です。
震災などの自然災害、火事、事故、暴力や犯罪被害などが原因になるといわれています。 突然、怖い体験を思い出す、不安や緊張が続く、めまいや頭痛がある、眠れないといった症状が出てきます。
【PTSDのサイン・症状】
PTSDでよく見られる症状には次のようなものがあります。
事件や事故のことなどすっかり忘れたつもりでいても、ふとした時に、つらい体験の時に味わった感情がよみがえります。 それは恐怖だけでなく、苦痛、怒り、哀しみ、無力感などいろいろな感情が混じった記憶です。
周りからみると、何もないのに突然感情が不安定になり、取り乱したり涙ぐんだり怒ったりするので、理解に苦しむことになります。 その事件や事故を、もう一度体験しているように生々しく思い出されることもあります。また、同じ悪夢を繰り返し見ることもPTSDによくある症状です。
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まあ、ざっくりと、わかりやすく書かれています。
もっと具体的な説明は、後々、書きますね。
今日、ブログで言いたいことは、「離婚」も人によっては「PTSD」であるということです。
上記の症状を読むと、当てはまると思いませんか?
カウンセリングでの相談内容で多いのは
「忘れたいのに思い出してしまう」
「不倫のドラマやニュースをきくと、体調が悪くなる」
「悪夢をみる」「異性を信じることができなくなった」
「恋愛するのが怖い」
「また同じようなことをされるんじゃないか・・」などなど、
とにかく過去の結婚生活での出来事が心の中にひっかかっています。
このひっかかっている心の傷が「トラウマ」というものです。
「離婚」のトラウマには大きく分けて、3種類あります。
1 離婚という出来事それ自体が「トラウマ」になっている場合
2 結婚生活で起きた出来事(浮気、DV,モラルハラスメントなど)がトラウマとなっている場合
3 パートナーとの関係性がトラウマとなっている場合
ちょっと、長くなるので、今日はここまでにします。
「離婚」と「PTSD」は、立ち直るために必要な知識です。
長くなりそうなので、何回かに分けて書いていきますね。