こんなはずじゃなかったのに・・・ | 離婚からの立ち直り

離婚からの立ち直り

公認心理師/精神保健福祉士 離婚経験のカウンセラーが綴る「離婚から立ち直る方法」離婚後は、喪失感、孤独感、絶望感、後悔、憎しみ、恨み、怒りなど様々な感情に押しつぶされそうになります。でも、必ず新たな1歩を踏み出せる日は来ます。

離婚うつからの回復カウンセラー原 つよしです。

 

久しぶりの更新になってしまいました。

コロナも落ち着くかと思いましたが、東京都では100人越えが連日で、まだまだ油断はできない状況ですね。

 

このコロナ禍で、仕事や生活に、あるいは家族関係や人間関係に、さらには今後の人生にまで・・・・と、多くの人が、なんらかの影響が少なからずあったのではないでしょうか?

 

例えば、国レベルの影響としては、オリンピックが延期となりました。

他にも、それぞれの分野や職種レベルでは、計画されていたこと、予定されていたことなどが中止、延期となり、個人レベルでいうと私の近い人の中でも、旅行、結婚式、留学、就職など影響がありました。

 

今回のコロナ禍で「こんなはずじゃなかったのに・・・」という状況になった人は、結構いるのではないかと思います。

 

今までに、人生において「こんなはずじゃなかったのに・・・」というような出来事が、誰もが経験してきたのではないでしょうか?

 

自分の思っていたこと、描いていたこと、理想としていたこととは、違った方向に進んでしまうことがありませんでしたか?

 

まさに「離婚」もそうだと思います。

誰も離婚しようと思って結婚する人はいませんからね。

離婚は「こんなはずじゃない」出来事です。

 

あるいは、結婚生活を維持されている方でも、「こんな結婚生活じゃなかったのに・・・」あるいは仕事されている方も「こんな仕事をしたかったわけじゃなかったのに・・・」

 

この「こんなはずじゃなかったのに・・・」という場面は、自分の意思でなく、他者や環境が原因の場合は、特に強く思うかもしれません。

 

今朝のニュースで熊本の災害のことをみて、これもまさに自然の力、自然が原因です。

他にも、事故や病気なども自分の意思とは関係なく、襲ってきます。

 

人生本当に「こんなはずじゃなかったのに・・・」と思うことを誰もが、1度や2度は経験していると思います。

 

しかし、ここから皆、なんとか立ち直っていきます。

時間がかかるかもしれませんが、その出来事を受け入れて、力に変えたり、抱えながら生きる選択をしたり、人それぞれでのやり方で、前に進んでいきます。

 

「離婚」の場合は、自分の意思で別れた人もいれば、別れたくなかった人もいると思いますが、いずれにしても「こんなはずじゃなかった」出来事だったと思います。

でも、「こんなはずじゃなかった」のままで、終わらせるのか、新たな人生を歩むのかは、あなたの意思で決められることだと思います。

 

読者の皆さんには、このままで終わらせずに、なんとか少しずつ、ゆっくりでいいから新たな人生を歩む選択をしてほしいと思いますね。

 

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