信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

雲根集落上空からの風景&前農林水産大臣記念講演会

2019年06月22日 | 生坂村の風景
 22日(土)は日差しが届きましたが、お昼過ぎはまとまった雨が2時間ほど降り、ジメジメとした感じとなりました。
▽ 毎朝恒例の生坂村の風景は、国道19号防災工事の新橋梁が完成した雲根集落場打空から撮影した風景です。



 午後6時からは、前農林水産大臣 衆議院議員 齋藤 健 先生により「生坂のこれからの農業を語る」と題して、講演をしていただきました。
▽ 務台代議士から、自由民主党生坂村支部の設立に当たっての記念講演会は、農業で頑張っている生坂村には、前農林水産大臣の齋藤先生が適任ということでお願いし、大変お忙しいところお引き受けいただいたことに御礼を申し上げ、齋藤先生の衆議院議員4期までのプロフィールをご紹介されました。



 齋藤先生は、自由民主党が議員全員に、人事について本人の希望を確認する人事調書を提出させた時に、「困難な仕事」と書かれて、自由民主党農林部会長に任命されたとのことでした。
 齋藤先生は経済産業省のご出身ですから、農林水産省とは政策面で対立することもあり、今まで殆ど農林水産業のことには携わって来られなかったので、驚かれたとのことですが、農林水産業は大変な課題があり、希望に沿った人事と考え引き受けられ、農林水産省副大臣、大臣と歴任されて来られました。


 農業の最大の課題は「人口減少」であり、現在は1年で約40万人が減少し、10年後は約70万人が減っていく日本で、食料需要も減少していくことは当然であることから、その課題解決には、「海外マーケットの開拓」と「流通・加工の付加価値」により、成長の可能性があるとのことでした。


 日本のイチゴは世界で最高の美味しさで、32歳の若者がニューヨークの工場で、日本のイチゴを栽培して成功している事例を話され、生坂村産の巨峰やシャインマスカットの話では、特にシャインマスカットがブレイクしているので、今後の販売方法などを研究するべきであること、来年の東京オリンピック・パラリンピックでは、海外から4,000万人の人が自費で日本に訪れて、美味しい日本の農作物等を召し上がっていただくことも、海外マーケットの開拓のチャンスであることなどを話されました。


 また、お米の需要は年に約10トン減っている状況で、輸出は13,500トンだけであり、香港でのおにぎりブームを起こした、日本人の若者二人は、4,000トンのお米を使い、50店舗から200店舗に増やそうとしていることなど、今までと同じことをやっていてはダメであり、若者の発想で農業はもっと伸びる産業であるとのことでした。
 中山間地域も人口減少で大変になるが、全部ダメになることはありえないので、新しい試みによる農業には、政府を上げて支援していくので、生坂村も農業振興に頑張ってもらいたいなどと講演をしていただきました。


▽ 私からは、齋藤先生に生坂村を代表して、大変お忙しい中遠路お越しいただき、今後の農業振興などのご講演に対し謝辞を申し上げ、当村は、県営中山間総合整備事業で、約5haのぶどう畑を圃場整備して、新規就農者が移住し、皮ごと食べられる大粒種の「ナガノパープル」「シャインマスカット」今年から栽培を始めた「クイーンルージュ」の黒・青・赤の三色ぶどうで特色を出して販路拡大を進めていきたいので、県営中山間総合整備事業の交付金を当村に多く補助していただける様にお願いするなどの御礼の言葉を申し上げました。


▽ 長野県議会議長 清沢議長さんからは、春の選挙でお世話になったことに御礼を申され、議長になって生坂村の要望実現に尽力したいこと、県会議員としても自由民主党を盛り上げていかなければならないこと、長野県も農産物の輸出に力を注いでいる内容などを話されました。


▽ 齋藤先生が帰られた後、7月の参議院議員選挙立候補予定者 小松ゆたかさんからも、ご挨拶をいただき、記念講演会が終了し、引き続き自由民主党生坂村支部設立総会が開催されました。


 お忙しい中遠路お越しいただき、ご講演をしていただきました齋藤先生には御礼を申し上げますとともに、お越しいただいた多くの村民の皆さんと、務台代議士、清沢県議会議長さんはじめ関係の皆さんに感謝を申し上げます。

▽ 朝の写真は雲根集落上空からの風景です。





 その他生坂村では、中学生が中信体育大会①、絵手紙教室、地域未来塾、少年少女バドミントン教室、小学生バレーボール教室、少年少女サッカー教室U-15などが行われました。

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