信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

またにてぃクッキング

2019年10月17日 | 生坂村の取組
 いくさか大好き隊員の鈴木さんからの報告です。
 10月17日(木)午前10時から、健康管理センターで「またにてぃクッキング」が行われました。
 妊娠中~後期妊婦さんを対象に、妊娠期の食生活の改善と、同時期に出産するプレママ同士の交流を目的に、健康福祉課で行っている事業です。
 今回は12月~3月に出産予定の方5人が参加されました。




 カフェインは1日コーヒー1~2杯までなら摂っても大丈夫だけれど、鉄分の吸収を阻害するので、食事中は避けた方が良い…など、妊娠中の食生活の注意や、摂ったほうが良い栄養素、摂りすぎてはいけない栄養素などをお話ししてから、調理実習に入ります。
 妊娠8ヶ月以降の方に合わせた分量で、便秘の予防に食物繊維、高血圧予防に塩分少なめのメニューです。




 ニンニクとゴマの風味で、塩分控えめでも食べごたえがある「豚肉と野菜のフライパン蒸し」、食物繊維たっぷりの「切り干し大根のサラダ」、赤ちゃんの骨を作るカルシウムが摂れる「フルーツヨーグルト」の3品を作りました。




 「すごいボリューム、こんなに食べられる?」
と驚いている皆さんに、栄養士が「1日に摂ってほしい量の3分の1です」と説明すると、「朝も昼もこんなに食べるの!」と、さらにビックリ。




 妊娠後期になると、胃が圧迫されて、一度に食べられる量が少なくなってくるので、一食の分量を減らして食事の回数を増やす(お菓子などの間食の代わりに、おにぎりや野菜、乳製品などをおやつにする)といいですね、というお話をしていました。

 今回は、出産が初めての方が2人、2人目以降の出産をされる方が3人だったので、出産に対する疑問や不安に、先輩ママが答えたり、励ましたりと、和やかな昼食タイムを過ごすことができました。
これから寒くなりますが、塩分のとりすぎや鉄分・カルシウム不足に注意しながらしっかり食べて、元気な赤ちゃんを産んでください!
(健康福祉課)


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