私の仕事を紹介します | 僕シル新章 僕と家族とタイで生きる道♪

僕シル新章 僕と家族とタイで生きる道♪

クローン病の僕とシルビア(s14)の物語から始まり、気がつくとシルビアはもう無いし、子供は3人になるし、いつの間にか日本からタイへ移住しているし。人生は何が起きるか分からない、今を可笑しく楽しく生きよう!!

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ちゅ〜っす。こんばんは。もう夜ですね。

つばっちです。

 

さて、Yahoo! Newsを見ていたら自分の仕事に近い記事をハッケン!!!

サンルーフ設計している訳では無いけど、私の仕事は自動車のエンジンの設計。イメージは、記事に近い。

各種性能、機能を両立し、競争力のあるコストで、タイムリーに世に出す。俗にいう、QCTというやつです。

設計 → 実験 → 生産、これを各車種ごとに展開していく。これ以外にも、市場のクレーム対応、先物の戦略・技術開発、他社のベンチマーク・論文調査、技術のストック・標準化、開発フローの提案などなど書ききれないくらいの仕事がある訳です。

 

エンジンの開発というと、世の中的には花形と言われることが多いけど、実に地味な作業が多い。寸法設定なんて、10ミクロンオーダーとかざらだし。あと、調整ごとが多い。なにせ、何百という部品が組み合わさるものだからおいそれと簡単に変更なんてできない。10mmずれたら、NGなんてよくある話。会議、会議、会議で決めていく。俺の場合は、だいたい9時ちょいから18時まで全て会議で埋まっていることはざらにある。ね?地味でしょw

 

この仕事の醍醐味は、自分の設計したものが世に出ていくこと。そして、それが評価されると尚更嬉しいよね。

カーオブザイヤー取るとか、雑誌の取材回答とか。長年やっているとありがたいことに、外をみると自分の手がけた車が走っているのを見ると感慨深い。

 

10年以上この業界にいるけど、時代は変わったよ。昔は出力至上主義というかトルクカーブが全てだったけど、今は燃費戦争。そして、年々厳しくなる排気規制対応、当然コストは上がるから上がった分は下げる。そして、メカニカルから電動化。複雑になるので開発の仕方も変化が求められる。今はその過渡期。毎日が試行錯誤。そして、日本人には合わない働き方改革。嫌でも帰らないといけない。こういう変化に対応していかないとこの業界生きていけないんだよね。

 

そろそろ発散しそうだから辞めるけど、私はこういうことをしていますw

そのうち業界裏話でも書こうかな。お楽しみに〜。はぁ、明日も8時から会議ー。頑張るぞー!!