銀座院スタッフ

【足がつる!寝る前に水を飲もう!】

銀座院スタッフ

温める

【足がつる!寝る前に水を飲もう!】

こんにちは!

東京ひざ関節症クリニック銀座院の岡トレーナー、柔道整復師の岡村です。

本日は、皆さんも一度は経験しているであろう、あの地獄の苦しみ、「こむら返り」についてお話したいと思います。

寝ている間や運動中に足がつる・・・これをこむら返りといい、医学用語では「有痛性筋痙攣」と呼ばれています。

 

どのような現象?

ふくらはぎや、足の裏に多いのですが全身の筋肉で起こりうる現象です。

筋肉には縮みすぎたり伸びすぎたりすることを防ぐセンサーがあり、その働きが低下し筋肉が異常に縮むことにより起きます。

強い痛みを伴い、数分で落ち着いてきますがメカニズムははっきりとわかっていないそうです。

 

 

考えられる原因は?

筋肉の伸び縮みのセンサーはどのような原因で働きが低下してしますのでしょう。

それはこれらのことが考えられています。

水分の不足

ミネラルの不足

体温の低下

筋肉の硬さ

水分やミネラル、特にカルシウムやカリウム、マグネシウムが汗や尿により排出されつりやすくなると言われています。

体温が下がることでも、

 

どんな人に起きやすいのか?

中高年の方々や妊婦の方々に多いと言われており、寝る前にアルコールを飲む人は足をつりやすい傾向にあるそうです。

足がつった時の対処法

対処法としては、まずはふくらはぎを伸ばすことを試みましょう。

 

・座った状態で指先を手前に引き足首を起こす方に引き寄せます。

・もしくは、立った状態でふくらはぎを伸ばすストレッチをします

 

痛みの強い方はそのような動きも難しく、ふくらはぎを温めることも効果的です。

蒸しタオルなどを使いふくらはぎを温めることで症状が緩和されていきます。

 

 

漢方もある

最近は芍薬甘草湯という漢方もあり、薬局などで購入ができます。

即効性がありますが、副作用もありますのでお近くの薬局で薬剤師さんに相談してみてください。

 

ここに注意!

こむら返りの注意点としては、強くマッサージしないことです!

こむら返りのあとは筋肉が強く収縮し硬くなる傾向がみられます。

その筋肉を強くマッサージしてしまうと筋肉を傷めてしまうことがあるので、温める、ストレッチをするなどといった対処法が効果的です。

 

※こむら返りを頻繁に起こしたり、痛みが引かない場合、他の病気も疑われますのでお近くの病院を受診されることをお奨めいたします。

 

予防法は?

足がつりやすい方は、普段から予防を心がけておきましょう。

まず、簡単にてきる予防法は・・・

寝る前に水を飲む!

です。就寝中は汗で水分が失われるという話はよく耳にすると思いますが、寝る前にコップ一杯の水を飲むことでそれが防げると思うとかなり楽な方法かと思います。トイレが近くなるという声もお聞きしますが、水分不足はカラダにとってよくないことですのでしっかり給水しましょう。

そして、寝る前のアルコール摂取も気をつけてください。

私も、お酒は好きな部類ですのでお気持ちはわかります!

お酒をゆっくり窘めるのは夜しかありません。なので、寝る前にお酒を飲んだ時は水分をしっかりとって眠るようにしてください。

そして、ストレッチも忘れないようにしましょう。

足を温めることも必要ですが重い布団を足の上に置かないということも対処法のひとつです。

足首が伸びた状態で固定されると足がつりやすくなりますので注意が必要です。

 

 

足がつることによって眠りを妨げられている方はたくさんいらっしゃるかと思います。

少しでもその痛みが緩和できるよう、睡眠前の一杯の水とストレッチ習慣!みなさんで心掛けていきましょう!