【誰得だけじゃない】ANA国際線機内食 NH920 C 上海浦東成田 PVGNRT ビジネス リルート&インボラ JUL19

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NH ANA

【誰得】だけじゃない

機内食クラブは【誰得】(誰の得になるかわけのわからないささいなこと)にこだわることをモットーとしていますが、この記事では、ちょっと誰かの得になることをお伝えしたいと思います。

元ネタ機内食は、Yさんが体験された、浦東成田のインボラビジネス機内食です。

浦東成田はビジネス需要もあるので、利用頻度も高く、めずらしい機内食情報とは言い難いのですが、このPVGNRTになるまでの過程に乗客としての知恵袋があるので、そこを振り返っていく。そう、振り返ることでみんなが基礎知識をつけることになるのでトクになるというありがたいPVGNRT機内食情報です。

まずは、機内食情報を先にお届けしましょう。


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インボラビジネス 和食

お食事はまあふつう笑。ビジネスになったのはラッキー。

データ

Airline : ANA All Nippon Airways 全日空

Flight No. : NH960

Travel Date : Jul 2019

Sector : 上海浦東成田 PVGNRT

Class : ビジネスクラス Business Class

By : Y

機内食クラブより

☆ Yさん、情報提供ありがとうございます!お疲れ様でした。アップグレードおめでとうございます。機内食はごくふつうのANAの機内食ということで笑。今回のことで得た教訓をシェアさせていただきますね。ありがとうございます。

遅延時の交渉

今回のケースは、機内食クラブでは初めてご紹介するパターンの旅程変更です。

7月X日(と言っても調べるとすぐにわかります笑)、Yさんがもともと予約していたANA930便 杭州成田(HGHNRT)は、8時間ディレイに。930便は同日成田から杭州に来る929便の折り返しであり、NH929便が8時間のディレイとなっていたので、玉突き式に930便も遅延になりました。(NH929のディレイ理由は記事を書いている段階では未調査。一度スケジュール通りに出た上で、同じ機材で8時間遅れの到着なので、途中、整備が入ったのか?)

もともと、NH930便のスケジュールは、13時40分杭州発、17時50分成田着。しかし、大幅遅延となり、実際の発着時間は、出発が21時32分、到着が日付変った16日午前1時羽田着となります。

杭州で8時間余計に拘束され、羽田に真夜中に到着するという状況でありましたが、Yさんは翌日にどうしてもはずせない用事があったので、その事情のため、陸路で杭州⇒上海浦東と4時間かけて移動し、NH960便浦東成田(17時5分発、21時着)に搭乗となった次第です。そして、NH960便でビジネスにアップグレードされました。

自分の中で順序付けをする

通常通り、杭州チェックインに向かったところ、空港にて大幅ディレイを告知されます。

このような場合、どう対応したら、よりよい条件、あるいは、損失を少なくすることができるのでしょうか?

大前提として、予約クラス・保持ステイタスが印籠になります。これがあるならば、取扱い順序はあがります。当たり前ですね。

しかし、予約がエコノミ―でも、会員でなくても、やはりちゃんと取り扱ってもらいたい気持ちはあります。その時のお話をしたいと思います。(印籠持ちでも役立つ話です)

ぼんやりしていると、むやみに遅延を怒ったり、職員に悪態ついて溜飲下げたり(ってこれはなにも解決にならない)、ただひたすら我慢するなどしてしまい、自分にとって何が大切なのか、伝えられないまま、大きな苦労だけが残るパターンになりがち。

そうならないように交渉は必要でありますが、その際、まずやらなければならないことは、自分の中の優先順位をつけることです。その優先順位がかなえられるかどうかは別として、具体的に優先順位をつけて、冷静にその状況を係員に伝えることが結果として、満足度が低くなることを回避することに役立ちます。(必ずしも希望がかなえられるわけではないので、満足するとは限りません。しかし、不満足を低減することには役立ちます。)

Yさんの場合は、大切だったことは当日中の帰宅でした。それを伝えたところ、代替として、陸路(ANA側準備のプライベートカーに複数人混載)で、浦東まで移動し、当日中に成田着となりました。インボラはたまたまだったのか、あるいはコンペンセーションの意味合いもあったのか、そのあたりは謎ですが、杭州ではインボラの約束はされていませんでした。

人によっては、時間の制限よりも、お詫びがあるほうがいい、身体がラクなほうがいいので、翌日便に振り替えてほしいなどあると思います。まずは、利用者の方でもなにがしたいのか考えてから交渉に臨みます。

それが、「とにかく誠意をみせろ」とか漠然としているものだと、航空会社もYES・NOが言えません応えようがない要求をしても意味はありません。(先日のJ社であったような、後日の交渉はまた別)時間が限られている時はとにかく自分の中で希望の順序付けをし、プランAがだめなら、プランBはできるのか?と時間制限のあるなかでの交渉を考えます。

ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック

交渉の際に、人のタイプによりわかれるのですが、

  • わざとはじめにふっかけ、次にノーと言えなくなる手法
  • 少しずつ小さい所からはじめてじりじりと大きいものを狙う手法

に、大別できると思います。前者はドア・イン・ザ・フェイス・テクニックといいますが、ディレイ交渉でこれをやってしまったらアウトです。

「わしはスタアラジーだ。いますぐ飛行機を飛ばせ!」

みたいな感じですね笑。普通に考えてみたらわかるのですが、これをやると、

「この人は交渉しても無駄な人」

とトリアージされてしまいますから、自分の本当に譲歩できるポイントでの交渉も役立たなくなります。はじめにステイタスがあることは印籠になると記しましたが、印籠とて万能ではなく、時に地雷になるということです。

ですので、自分が何をやりたいのか、どうしたいのか、順序付けをしていることが大切です。

余談ですが、後者はフット・イン・ザ・ドア・テクニックと言います。ドアを開けてもらったら足をかけて締めさせないアレです。こちらは、時間が許せばいいですが、遅延の場合などは、一人で係員をだらだら拘束することになるのであまり好ましいと言えませんね~。

もし、余裕があるならば、どこまでなら譲れるか、ということを考えておくことも有用です。ただ、それは必ずしもかなえられるとは限らないことと、もっと有利な条件があったのに、低い条件で妥協してしまう、ということもあるので、なにが希望であるか、ということを第一に考え、補完的な意味合いで考えておくことがおすすめです。

まとめ

遅延時は冷静に自分の希望を順序付けして伝えることが好ましい。エラそうな恫喝などもってのほか。(空港によっては、警備員さんや警察呼ばれちゃいます)

ご覧になったあなたに「私はこういうルールを持っている」ということがあれば是非お教えください~!

おまけ

HGHNRT、遅延率16パーセントと某サイトで観ました。ほぼ、週イチペースでのディレイです。これはある程度身構えて利用したほうが心の安寧が保つことができそうです。

パッと見、大幅ディレイは月イチあるかないか。リルート(行程変更)の代替としては、上海までの陸路、どこかまでの空路で乗り継ぎがあるでしょうが、陸路なら、車か電車。たいていは混載バスかプライベートカーになると思われますが、そこで迷ったり、さらなる遅延が入ったらもう顔面蒼白になると思いますので、その輸送方法もしっかり確認し、同じ行程の人がいたらとりあえず上海までは仲良くして協力しあいましょう。

おまけ2 杭州空港ラウンジ

杭州蕭山国際空港 HGH ファーストクラスラウンジ Hangzhou Xiaoshan International Firstclass Lounge SEP18
空港所有のラウンジ9月に東方航空北京発杭州経由シドニー行を利用した際、スカイチーム+のステイタスをもって利用したラウンジは杭州空港が運営するファーストクラスラウンジです。こちらはANAも利用しているラウンジのようです。 ブログランキング参加

JALはうろですが、ANAはこちら利用、スカイチーム+もこちらを利用。きゅうりが魅力的なラウンジです。


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