地元でとあるビール醸造所ができ、ビアBARで飲んでみたのだがビールの面白さ、美味しさにノックアウトされてしまった。
材料がホップだけなのに、本当にフルーツの味がしたりとか凄いなあと思う。
スピリッツでも○○フルーツのような味だとか感想を言ったりするが、ビールのそれはよりリアルに、フレッシュに感じられた。
ま、今回ご紹介するのはそれとは別のものなんだけども
『オールド トム』 8.5度 450円程度 イギリス産
液体は濃ゆい黒~茶色なビール。
ビールはやっぱり注いだところを写真にしないとダメね。
どうしてこのビールを購入したのかはお察しのとおり、『オールドトム』という銘柄にある。
ジン飲みには慣れ親しんだジンスタイルの一つに「オールドトム ジン」というものがある。
昔、ジンがまだ安定した品質で作られていなかった時代、砂糖を加えて飲みやすくし、そうしたジンを販売する販売機が雄猫をモチーフにしたもの(雄猫=トムキャット)であることからその名前がついている。
実際、現代に作られたオールドトムジンにはラベルなどに猫のイラストなどが使われているものが多い。
ジンクス オールド トム ジン 43度 700ml
3,388円
楽天 |
今回はビールであり、そうしたオールドトムとどういった関連性があるかは分からないがボトル買いしてしまったわけである。
「オールドトム」という名前が作られたあたり、当分が入って甘いのかと思えばそうではなかった。
非常に分かりやすくビールらしいビールだというのが私の感想だ。
ビール=苦い飲み物という小学生の感想を思い出させ、しかしいつしかその苦さが美味しく感じられるのだから不思議なものである。
苦味の中にも最初にほんの少しチョコっぽさ、甘みが感じられる。
胡椒の風味を感じさせるという説明文には疑問であったのだが、よくよく嗅いでみるとたしかに胡椒の香りがする。
焼き肉で豚バラ肉を焼いて、塩コショウしてタレをつけたあとのあの塩っぽい香り。
というかお肉食べたくなる香りだこれ。
ファンシーというよりは肉食獣っぽいワイルドなネコちゃんラベルだが、美味しいビールなのは間違いない。
なんか本当に焼き肉食べたくなってきたぞ。