こんにちは☆
昨日の記事で、「困った時ほど打つ手は無限」と書きました。
いろんな場所で講話をさせていただくとき、ご紹介している言葉があります。
それは、倫理法人会の産みの親、滝口長太郎さんが残した、とても素敵な詩です。
今でも時々読み返して、静かに思いを新たにしています。
それは、こんな風に始まります。
■「打つ手は無限」
すばらしい名画よりも、
とてもすてきな宝石よりも、
もっともっと大切なものを私は持っている。
どんな時でも、どんな苦しい場合でも、
愚痴を言わない。
参ったと泣き言を言わない。
何か方法はないだろうか、
何か方法はあるはずだ、
周囲を見回してみよう。
いろんな角度から眺めてみよう。
人の知恵も借りてみよう。
必ず何とかなるものである。
何故なら打つ手は常に無限であるからだ。
〜滝口長太郎
滝口長太郎さんは、なーんと、私の住む千葉県船橋市の生まれで、地元では超有名な経営者です。
西船橋駅の近くには、「長太郎会館」というボーリング場とレストランの複合ビルがあります。
この人が滝口長太郎さん。蝶ネクタイが目印☆
わー、船橋の人だったんだ!と驚いて、滝口長太郎さんて、どんな人だったんだろう。。と興味が湧いて調べていたら、『打つ手は無限だ!長太郎さんの世界』という千葉県倫理法人会で発行している資料に、こんな記載を見つけました。
滝口氏は大正8年、千葉県船橋市の生まれである。
父は海草採りの漁師で、近所では「仏の初つぁん」と言われ、貧乏を苦にせず、いつもニコニコしていた。
また、母は気性の強い、しかし働き者だった。
その両親が、実は血のつながりのない養父母だったことを知ったのが、16歳の時だった。
生母は、船橋の近辺に育った人で、東京の商家に女中奉公をしていた時に滝口氏を身ごもったという。
そのような過去を引きずっていた滝口氏をの人生を180度変えたものの一つに、「経営者ゼミナール」があった。
経営者が身につけるべき倫理経営を講義と体験学習で学ぶ。
それは「恩の遡源(おんのそげん)」という体験学習での出来事だった。
昭和54年1月富士高原研修所で富士研セミナーがあった。
この研修は夕飯が終わった後、電気一つない庭園で、日本の霊峰「富士山」の黒いシルエットを拝み見ながら溶岩交じりの荒土の上に素足で静坐をして、いろいろな恩に感謝する瞑想の場である。
静寂を破る講師の凛とした声が響き渡った。
『今私達が味わっているこの苦痛は、私を生んでくれた母の出産時の苦痛に比べるなら、千分の一、いや万分の一にも及ぶものではない。
その母の腕(かいな)に抱かれて乳を飲み、子守唄を耳に眠り、おしめを換えて貰い言葉を覚え、やがて歩けるようになった。
そのことも忘れ、まるでおのれ一人で勝手に大きくなったと錯覚し、親に反抗し、親を困らせ、親を悲しませ、どれだけ親を泣かせてきた事か・・・。
そんな親不孝者に一体何がまともに出来るというのか、今ここにこうして私達は息をしている、生きている、命がある、生かされている。その命の基をたどってゆけば我が両親に至り着く。
この尊い命を父と母からいただいたお蔭で、現在の自分がここに存在する。そのことに思いが至れば、『ありがたい』と心からの感謝を親に捧げると共に、親を尊敬し大切にするのは親が偉いからではない、強いからではない、世の中にたった一人しかいない私の親であり、わが命の元であり、むしろ私自身の命、そのものである親だからである。
そうした意味で本当に父を敬し、母を愛する純情な子でなければ、本当の事業経営などできるものではない。
いや親を大切にしないものは、世の常のことだって満足に何ひとつ出来るものではない・・・・。』
滝口氏にとって、その年になるまで聞いたことのない真言だった。
貧乏のドン底にあえぎ、世間並みのこともしてくれなかった親を不甲斐なく思ってきた滝口氏だったが、いつしか懐かしい養父母の横顔が、遠い記憶の彼方から蘇ってきた。
他人の赤子を引き取り育ててくれた養父母がいたからこそ、現在の自分がある。そこに思い至った時、涙が止めどなく流れ落ち、ついには号泣を禁じえなかった。
闇夜に輝く満天の星。あの星空の下のどこかで、生母も、わが父母も、自分のことをジッと見守ってくれているのかもしれない。チカチカと煌めく星が、こんなにも暖かく美しく感じられるとは…。
このセミナーでの学びが氏の原体験となったのである。
〜『打つ手は無限だ!長太郎さんの世界』(千葉県倫理法人会発行)
「恩の溯源」という研修で
富士山の麓に、「富士高原研修所」、別名富士研(ふじけん)と呼ばれる、とても美しい研修施設があります。
ここで、経営者セミナー、幹部社員セミナー、新入社員セミナー、親子セミナーなど、さまざまな研修が行われていて、会員は誰でも受けることができます。
私も、倫理法人会に入会してわりとすぐ、この富士研で行われた2泊3日の経営者セミナーに参加して、とても衝撃を受けたことを思い出しました。
この中で紹介されている、「恩の溯源」という研修、私も受けました。
滝口長太郎さんも、この研修で気付きを得て変わられたのだなぁ。。と感慨深いものがありました。
事業の発展の土台となるのは、親子と夫婦の関係性です。
なので、純粋倫理では、親祖先への感謝や夫婦間の尊敬信頼の関係性をとても大切にします。
そして、毎週のモーニングセミナーをベースにして、どうすればそういう関係性を取り戻すことができるかを学びます。
あなたも、本質的な学びの場、経営者モーニングセミナーで清々しい学びの空気感を体験してみませんか?
どなたでも歓迎します。だって、私たちは誰もが人生の経営者ですもの☆
冷凍庫がないなら発酵食品を作ろう☆
3月も折返し地点です。はやいわー。
3月半ばの雪模様だった昨日とは打って変わって、ぽかぽかお日さまが顔を出してくれた日曜日。
今日は、お友達の薫さんが「ウチにおいでよ。ランチしよう♪」と誘ってくれたので、お土産に塩麹と豆乳塩麹とシトラスマーマレードの瓶詰めを持って行ってきました。
薫さんは、以前このメールレターでも書いたけど、「空間感性デザイナー」という仕事をしていて、私も先日彼女の空間デザインのモニターコンサルティングを受けました。
自宅の一室を居心地のよいスタジオ兼ホームオフィスにしたいと思っていたので、彼女のアドバイスがとても役に立ちました。
コンサルティングを受けて、キッチンスタジオと撮影スタジオ兼オフィスを整えていたところに、コロナ騒動が起きました。
2月中旬から3月中旬の1ヶ月は、ほぼ在宅勤務で、クライアントさんとのセッションは半分以上がzoomを使ったオンラインセッションになりました。
次なる目標は、より効率よく、心地よく、快適な仕事空間を創ること。
仕事場に猫がいる環境になったのも、嬉しい変化です。
今もこのブログを書いている私のひざの上には、モフモフ担当の長毛種にゃんこ、みんと君と、すべすべ担当の短毛種類、すずこが鎮座しています☆
重いけど、重いけど、、、幸せ☆☆
最近、冷凍庫が壊れて使えなくなった我が家。
困るかなぁ。。と思ったけれど、逆にいろんなことを工夫したり見直したりする機会になりました。
今日薫さんとお昼ごはんを食べながら話していたのが、
「そんな時こそ、発酵食品に加工して保存できるね。日本の智慧だよね。」ということ。
ほんとほんと。
昔は冷凍庫も冷蔵庫もなかった時代だってあったんだよね。
そんな環境の中で、日持ちしない食べ物を長期保存する「発酵させる」「干す」といった智慧が生まれたんだろうな。
そろそろタマネギ塩麹を仕込もうかな☆
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