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そのモヤモヤ、イライラの本当の原因は?
〜心の仕組みと感情が生まれるメカニズム

2022/02/06
そのモヤモヤ、イライラの本当の原因は?
〜心の仕組みと感情が生まれるメカニズム

コーチングやカウンセリングを学んで変わったな−、と思うこと

とある日曜日の朝。コーチングセッションの予約の時間が来ても、クライアントさんが現れません。

 

結局先方の日程の勘違いで、連絡がついて1時間遅れでスタートしたのですが、待ってる間、ぜんぜんネガティブな感情が湧くことがなかったので、その時にできることをしながら心安らかに過ごすことができました。

 

これって、以前の自分とは大違いです。

コーチングやカウンセリングに出会う前の私だったら、イライラしたり、不安になったり、ひいては怒りの気持ちが湧いてきて、相手を責める気持ちでいっぱいになっていたと思います。

 

ではなぜ、こんなに大きな変化が起きたのでしょう?

これからお話することは、アクシデントや不測の自体が起きた時にネガティブになって苦しくなってしまうときの処方箋になる情報です☆


同じ出来事でも、受け止め方が変わるのは

まず、今回、自分の頭に流れた思考を観察してみたら、起きてくる思考そのものが昔の自分とはずいぶん変わっているなぁ。。と気づきました。

 

まず、約束の時間になっても連絡がないとき、

「あれ? どうしたんだろう?」 ここまでは感情はネガでもポジでもありません。

 

そこからしばらく経って、まだ連絡がこないと、昔の私は

「どうしたんだろう。何かあったんだろうか。。。」と心配して不安になったり、

「私との約束を忘れちゃったのかな。ひどい・・・」と悲しくなったり、

「人の時間を何だと思ってるんだろう。失礼だわ!」と怒りの気持ちを感じたり、

と、3大ネガティブ状態になることがとっても多かったです。

 

だけど、今の私は、そんな時

「どうしたのかなー。何かあったのかもしれないなぁ」とか

「私も忘れちゃうことあるしなー。人間だもの(byみつを笑」とニュートラルに考えたり、

「今日連絡つかなかったらどうしようかなー?」と次回のアイデアを考えたりする思考が生まれてくるようになっています。

 

起きた出来事は同じ

「約束の時間に相手が現れない」

です。

 

それなのに、その次に起きてくる思考と感情が昔と今では全く違っているのは、どうしてなのでしょう?

 

そこには、人類普遍の、心の仕組みが関係しています。


感情が生まれるメカニズムを知ると、出来事への解釈が変わる!

これは、心理学やコーチングの講座でいつもお話していることなのですが、

何か出来事が起きてから、結果を手にするまでには、いくつかのプロセスがあります。

 

それは、必ずこんな順番で起きてきます。

 

 

出来事

  ↓

(    )

  ↓

 思 考

  ↓

 感 情

  ↓

 行 動

  ↓

 結 果

 

 

で、ここの空欄になっている(   )の中が、同じ出来事でもネガティブな思考・感情が湧いてくるか、ポジティブもしくはニュートラルな思考・感情が湧いてくるかの分かれ目と成る、根本の原因です。

 

この(   )の中に入るのは、なんだと思いますか?

 

答えは、(ビリーフ)です。


そのイライラの本当の原因は?


 

私が昔、人に対して怒りまくったり責めまくったりしていた頃、私の心の中の奥深くに隠れていたビリーフ(信念=100%真実だと思い込んでいる思い込み)は、

 

(ありのままの)私には価値がない

 

そして、ここから派生した

 

私は大切にされない(軽んじられる)人間だ

 

というものでした。

 

さらに、

 

(ありのままの)私は愛されない

 

という固い信念もあったので、人が何か自分の意に沿わないことをすると、

「自分が軽んじられた、ないがしろにされた!」と思って、怒りスイッチが発動するわけです。

 

また、相手が自分の望みをそのまま叶えてくれないと、同じく

「私は愛されていないんだ…」と悲しくなります。これを一次感情といいます。

この思いを放置しておくと、その後悲しみは怒りに育って、

「ヒドイ!!! 何この仕打ち!!」と怒りの固まりになります。

 

で、この肥大した感情をそのまま相手にぶつけると、相手はビックリしたり、攻撃に対する防御で、距離を置くようになったりして、関係性が離れてゆきます。

そう、人間関係が悪くなってゆくのです。

 

そうするとますます

 

やっぱり、私は愛されないんだ。。。

やっぱり、◯◯さんも私をこんな風に扱うんだ。。。

 

と、「やっぱり」という、信念を強化するフレーズがくっついて、ビリーフはますます強固なものになってゆきます。

 

私は、このメカニズムのまんまで人と接していたので、社員からは総スカンを食って全員退職され、だんなさまとも危うく離婚してしまうところでした。

 

でも、幸いな事に、数年前に、自分ではどうしようもないと思っていた苦しみを軽くする方法があるということを知り、心理学とコーチングとセラピーを学び、自分が受けることで、今はそのビリーフが逆の方向に変わりました。

 

するとどうでしょう。

人を見る目が、とてもとても優しくなるのです。

人が失敗(に見えるようなこと)をしても、責める気持ちが起きなくなりました。

 

と同時に、自分が失敗しても、自分を責めることがなくなりました。


心の仕組みは、とってもシンプルです。

もしあなたが、人の不完全なところや嫌なところが目について、責めたり怒ったりしているのなら、それは、自分が自分の不完全なところに対して責めている、怒っているということの反映なのです。

 

目の前の、あなたをイライラさせている(ように感じる)人は、自分が自分をどう扱っているかの反映を見せてくれているのです。

 

私は、コーチングとカウンセリングに出会って、そのことを知り、気づき、変わりました。

 

あなたも、もし今ネガティブ感情に飲み込まれて苦しい思いをしていたとしても、大丈夫です。ラクになる道は、必ずあります。

 

まずは、心の仕組みを知ること。

そして、自分の心と仲良くなる試みを始めることです。

 

自分に優しくなれれば、人にも優しくなれます。


原因不明の心のモヤモヤを解消して、そろそろ前に進みたいなら、体験セッションで隠れたビリーフを見つけてみてはいかがでしょう。


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