2年前にいらなくなったデスクトップPCの残骸をその他の不用品を含めて不用品処理業者に持って行ってもらいました。
デスクトップPC２台分とUPS（無停電電源）、スチールラックやソファーベッド、スチール製のパソコンラックなど大型の不用品処分の見積もりがなんと６万円！
大型の不用品を捨てるのも結構お金がかかります。
PCは家庭用パソコンにもリサイクルが義務付けられて自治体では回収してくれなくなりましたので、自治体で回収してくれないデスクトップPCやUPSを不用品回収業者にお願いして２万円で引き取ってもらいました。
その時にもっとよく調べればよかったのですが、それを「無料」で引き取ってくれる業者があります。
今回はその中の一つの「パソコンポイ」に不要になったデスクトップPCを引き取ってもらいました。
Contents
パソコンの捨て方（処理方法、廃棄・リサイクル方法）にはコツがいる
パソコンの廃棄処分は資源有効利用促進法が施行されたため自治体では回収をしてくれなくなりました。
つまり「パソコンは粗大ゴミとして処分できない」のです。
そうは言うものの、パソコンは一生モノというわけではなく、PCの処理速度は年々改善しているので古いPCを使っていては作業効率が上がらなくなります。
どうしても捨てる必要があるわけです。
では不要になったパソコンはどの様に処分すべきなのかを簡単にまとめてみたのと、実際に捨ててみましたのでご紹介します。
まずは自治体で廃棄できるかチェックしよう！
パソコンといってもメーカー品だったり、パーツを一つ一つ買い揃えて自分で作った自作PC、デスクトップだったりノートパソコンだったり様々です。
従って、パソコンに応じて捨て方も違うことが厄介なところです。
自治体で廃棄できれば普通の粗大ゴミと同じ様に捨てられます。
下記のHPで自分の住んでいる自治体で捨てようとしているパソコンが処分できるかどうかをチェックしてみましょう。
環境省のサイトですので全国の自治体での処分方法が簡単に検索できます。（さすが国が予算をつけるとちゃんとしたサイトが出来上がりますね（笑））
パソコン廃棄３つの方法まとめ
自治体で処分してくれる場合はラッキーですが、自治体で廃棄処分できない場合、パソコンの捨て方は大きくわけで下記の3種類の方法があります。
1.パソコンメーカーで回収してもらう
（メーカー製PCのみ）
2.オークションや買取業者、新品購入時に販売店で下取りとして売却する
（購入して年数が経っていない（概ね２〜3年使用）ものが望ましい）
3.無料回収業者で廃棄する
（一定条件をクリアすれば自作PCでもむちゃくちゃ古くても、小型家電製品でもなんでもまとめて無料で引き取ってもらえる）
何と言っても３の「無料回収業者で廃棄する」が手間暇かからず捨てられるのでおすすめです。
1.パソコンメーカーで回収してもらう
「資源有効利用促進法」が施行されたので、パソコンは原則製造したメーカーが回収する義務を負います。
「PCリサイクルマーク」のある場合はメーカーが無料で引き取ってくれます。
ただし！引き取り手続きが結構めんどくさいです（笑）
「PCリサイクルマーク」がない場合は一般的に3000円前後の費用が発生しますが、メーカーが引き取ってくれます。
メーカー回収については下記の各メーカーの回収窓口のリンクから申し込みをします。
また自作PCも3000円〜5000円の手数料で引き取ってくれます。
メリット・デメリット
製造メーカーでデータの消去もしてくれるので安心です。
リサイクルマークがあるものは無料ですが、それ以外は費用が発生するのと、メーカとのやり取りで1〜２週間時間がかかります。
2.オークションや買取業者、新品購入時に販売店で下取りとして売却する
お金がかかるのは嫌だ！という場合はオークションや買取業者を利用して「売る」という選択肢もあります。
また、新品購入時に販売店で下取りをしてくれる場合もありますので、「値引き」程度を行なってくれる場合があります。
ただし、パソコンは世代交代が早いですからまともな値段がつくのは新品購入してからせいぜい3〜4年と言うところでしょうか。
メリット・デメリット
メリットは売れるパソコンであればお金が入ってくることです（笑）
ヤフオクやメルカリなどで売る場合は、買取業者を利用して売却するよりも手間暇がかかる分だけ若干高く売れる可能性もあります。
デメリットはめんどくさいことです。
付属品などの欠品をチェックして売りに出して、、結構手間暇がかかります。
しかも、オークションなどの個人間売買の場合はハードディスク内の情報の消去を自分で完全にしなければならないのでPCをよく知っている人以外にはお勧めできません。
反面、買取業者の場合は、データ消去も完全に行ってくれますので安心です。
オークションなど個人売買サイト
買取専門業者
3.無料回収業者で廃棄する
手間暇かからず一定の条件に合致すればどんなパソコンでも処分できます。
処分方法も、直接持ち込みからダンボールに詰めて着払いで送付、出張回収など様々です。
データの消去もしてくれるオプションもあるので、情報漏洩対策も万全です。
売却しても大した金額にならない場合や、そもそも売却すらできないパソコンなどは無料回収業者一択になります。
・パソコン廃棄、パソコン処分なら環境省認定の小型家電の宅配便回収リネット
なんたって環境省認定ですからしっかりしています。
リネットと連携している自治体もあります。（私の住んでいる自治体も指定業者が「リネット」でした）
自作PCでもどんなに古くても、故障していてもHDDがなくてもなんでも宅配便を使って回収してくれます。
キャンペーン期間中や連携している自治体に住んでいる場合は無料で処分してくれるので楽々です。
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安心感のあるリネットですが、データ完全消去作業やバックアップまでお任せでやってもらおうとすると料金がかかります。
手間なく安心お手軽にパソコンを処分したい方にはお勧めの処理業者です。
・パソコンダスト
ここも無料であらゆるパソコンの回収をしている業者です。
指定の大きさ以内のダンボールに詰めて佐川急便で着払いするだけの手軽さです。
ただし、モニターに関してはブラウン管不可、液晶割れ不可などの条件がありますので、注意事項をよく確認する必要があります。
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ご不要のパソコン・ノートパソコンは、パソコンダストが無料で廃棄処分（データ消去も）
ビデオデッキなどの家電製品もパソコンと一緒なら無料で引き取ってくれるなんて、、自治体に出すと処分費用がかかりますからねぇ。
いらないパソコンを「パソコンポイ」にポイしてきた！
今回利用したのはここです。
理由は単純で「処分費用無料」「データ消去無料」おまけに自宅から近い（笑）
持ち込みをするために、車で40分ほどで行けちゃうので、わざわざ梱包してゆうパックで送るという手間暇をかけずに、そのまま車に積んで持って行けちゃうからなのでした。
以前やっていた「AMAZONギフト券プレゼント」は終了していました。
残念！不用品を持ち込むとアマゾンのギフト券がもらえるキャンペーンをやっていたのですが、、流石にそれは終了してしまった様です。
今回持ち込み処分したPC一式と家電製品
10年ほど使用して、その間メモリ増設やHDD増設、はてまたSSD入れ替えなどをして地道に使用してきた自作のデスクトップパソコン（購入した時はWindows vistaでした）を今回捨てます。
モニターも１６インチの液晶モニターをダブルモニターで使っていましたが、最近の２４インチの液晶ディスプレイの方が断然綺麗なのでこの際捨てます。
今回持ち込み処分したPC一式と家電製品
ついでに、タンスに眠っていた「PSX」と昨年末入れ替えをしたUPS（無停電電源装置）も一緒にして処分してもらいます。
さらに一昨年あまりの安さに興味が湧いて購入したWINDOWSタブレットにもなるPCとか、壊れちゃったのでそのまま捨てちゃいます（笑）
一応メールで持ち込み可能か確認したところ、定休日の水曜日以外は持ち込み可能との回答でした。
というわけで、車のトランクに入れて出発です。
処分は数分、あっけなかった
パソコンポイに到着です。
パソコンポイ
大通りから少し入った場所にひっそりとありました（笑）
車で事業所の前にくるとふと入り口に看板が、、
パソコン・家電処分お持ち込みのお客様へ
「パソコン・家電処分お持ち込みのお客様へ
車をバックにして、建物内に駐車してください。1F奥のスタッフにお声をおかけください。」
あ、ここにバックで駐車するんですね、、
指示通り車を入れると奥から係りの人がきました。
「持ち込みですね〜」
「はい」
車から箱ごと廃棄PCを下ろすと、、
「これで終了です。ありがとうございました」
え、なんか受け取り証とかないのかなぁ、、あ、そもそも買取じゃないから特に必要ないか、、
というわけで、ものの5分であっという間に引き取り完了でした。
新しいPCを購入した後、処分する家電がまとまるまでしばらく押入れの中にありましたが、これでスッキリ捨てることができました。
梱包の手間もなかったので楽々でした。
２年前もここの持ってくるんだったなぁ、、今更ながらに後悔です。
パソコンも使わなくなったらただのゴミになっちゃいますが、普通ゴミの様に回収してくれないので色々と厄介です。
捨てる時の参考にしていただければ幸いです。
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