アンジャッシュ渡部“多目的トイレ”トレンド入り!ガキ使で復帰報道が波紋

今月20日に報じられた、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建(わたべ けん)の復帰報道。

報道をしたスポニチによると、複数女性との不倫騒動で今年6月から活動を自粛していた渡部だが、年末の特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)で電撃復帰を果たすという。

大みそか恒例の「絶対に笑ってはいけない」シリーズに出演が決まり、収録もすでに終わっていると伝えている。

みそぎ?不倫を笑いに変えられるか

複数女性との不倫、また多目的トイレで性行為に及ぶなど、モラルを大いに欠いた不倫騒動で無期限活動自粛中のアンジャッシュ渡部建。

そんな渦中の彼が、大みそかに放送される「絶対に笑ってはいけない」シリーズでテレビ出演に復帰することが報じられた。

「渡部復帰」を報じたスポニチによると、渡部は日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の「絶対に笑ってはいけない」シリーズの出演オファーを10月下旬に受け決断。

テレビ局側はスポンサーの兼ね合いもあって慎重に協議を重ね、その結果として出演が決まったという。

同番組には、過去にも番組で”みそぎ”を果たしたお騒がせタレントが複数出演している。

2017年には「アパ不倫」で世間を騒がせた袴田吉彦が変態仮面ならぬ不倫仮面姿を披露。

19年には「4WD不倫」と騒がれた、車中で情事に及んだことが取り沙汰された俳優の原田龍二が教師役で出演し、ひもタイツ姿を披露した。

世間の声は厳しく・・・

出典:スポニチ

ここまででお察しの通り、仮に「笑ってはいけない」に出ようものなら、不倫は笑いに変えられるのが鉄則。

渡部が起こした不祥事による被害者である、相方の児島にこそ これは許されようものの、渡部本人が笑いに変えるのはいささか早すぎるように感ぜられる。

不倫発覚後、渡部は芸能活動の自粛を発表し、TBS系の情報番組「王様のブランチ」、フジテレビ系の音楽番組「Love music」の司会など、レギュラー番組をすべて降板した。

騒動から半年での復帰となるが、やはりネット上には批判的な声が少なくない。

「発覚から半年では幾ら何でも早い」「勝手に休養してどれだけの人たちに迷惑かけたと思ってるんだろうか」

「このニュースが本当なら、それを認めてしまう事務所も最低だと思うし『ガキ使』のスタッフにも呆れる」

「不倫以前に多目的トイレに女性を呼び出すモラルのなさがムリ」「ガキ使でも多目的トイレをネタにしそう」

「そろそろ復帰してもいい時期」といった肯定的な意見もあることにはあるようだが、あまり多いとは言えないようだ。

多目的トイレがトレンド入り

上記でもご紹介したように、不倫そのものもそうだが、「多目的トイレ」に引っかかっている人は多い。

渡部復活の報道が出るやいなや、ツイッターでは「多目的トイレ」がトレンド入りしてしまった。

やはり「女性を多目的トイレに呼び出し、事が済んだらお金を渡して終わり」という、人間としてモラルを大いに欠いた部分が、多くの人の頭に残っているようだ。

結婚をし、子育てしている身でありながら、女性を一人の人間として扱っていないことが伺い知れる。

今回の渡部の不倫・また復活への道のりに関して、テレビ局関係者は以下のように語っているという。

「正直、ただの不倫ならここまで騒ぎになってない。過去の例を見ても、特に芸人さんの浮気に関しては“自虐ネタ”にして笑いに変えてるパターンが多いです」

「問題は『多目的トイレに女性を呼び出し性行為をして1万円を払う』という倫理観です。これを挽回しないことには、笑いに昇華できないんじゃないかという懸念はある。もちろん『ガキ使』で安易に多目的トイレをネタとしてイジるのもかなり危険。それは制作サイドもわかっていると思う」

世の女性、女性に敬意を込めて接している通常の男性、また障害のある方や子育て中で多目的トイレを本当に必要としている方々など、多くの人を敵に回してしまったのは言うまでも無い。

YouTuberとしての復帰は困難か

不倫を報じられてからの渡部は、YouTuberとして復帰するという報道もあった。

その理由として、業界関係者は渡部の不倫騒動のタチの悪さに「スポンサーの理解も得られないのでテレビでの復帰は厳しい」と語っていた。

テレビ以外で生き残る道として、19年に渡部が開設したYouTubeチャンネル「アンジャッシュ渡部チャンネル」での復帰が可能性として考えられていた。

しかしこのチャンネル、思ったほどの登録者数は稼げず、実際のところは無かったもののように扱われている。

また、YouTube業界に詳しい関係者は、「今回渡部がテレビ復帰を決めたことで、YouTuberとして活躍する可能性は難しくなった」と話しているという。

これをわかりやすく説明するのが、宮迫博之。彼は、反社会勢力の会合で闇営業をしたとして、吉本興業から契約解除された。

しかしその後に開設したYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」で登録者数が100万人を突破しているように、今や人気YouTuberに。

一方で、テレビ復帰は果たしていない。

このように、テレビやラジオから相手にされなくなった元人気者が、最後のよりどころとしてYouTubeで何をして、何を発信するのか、それこそが、テレビに出られなくなったテレビタレントの強みだった。

だがしかし渡部のようにテレビ復帰を決めたのであれば、YouTuberとしての立ち位置は中途半端となる。

そのため、YouTuberとして復活を果たし、レギュラー番組の数々の降板などで負った違約金返済のための大金を稼ぐのも難しくなるだろう。

佐々木希への影響は?離婚も?

テレビ復帰に伴い、妻である佐々木希への悪影響も懸念される。

このまま『ガキ使』に出ても、世間からの心象は悪いままであることは確かだ。

『ガキ使』のオンエア前に、なんらかの場を用意して、今一度謝罪をしてもうワンクッションおくのではないかという話もある。

ただの芸人ならイメージの悪さを逆手に取って開き直ることもできるが、渡部の場合はそれが難しい。

渡部のイメージは、妻の佐々木希にも影響する。仮に『ガキ使』に出てそれが大失敗となるのも大問題だ。

あまりに渡部のイメージが回復しないようであれば、離婚もあり得る。現に、佐々木の事務所はすでに離婚も視野に入れているという噂も芸能関係者の中であはあるそう。

「笑ってはいけない」出演が本当であるならば、この年末は渡部の運命を分けることになるだろう。