【No15 相手の心の温度を知ろうとする。】
2019年10月16日(水)
相手が「今」どんな心の温度で生きているのか?知ろうとして気づこうとして、探りながら「相手は〇〇なのかもしれない?」という愛の仮説を元にして接するコミュニケーションが真実の絆につながるのです。
自分が決めた「愛の仮説:相手は今、こんな気持ちなのかな?と思って自分で決めたこと。」は、ほとんど勘違いであるケースが多いのですが、問題は相手の心理状態を外したことではありません。そんなことはどうでも良いのです。(人間は失敗を繰り返して成長する生き物です。)
「相手と真に仲良くなる」という動機を元にして、真剣に相手を感じようとしたこと。どんな苦しみをもっているのか?を真剣に知ろうとしたこと。この姿勢でコミュニケーションを求め行動したことがすでに人間として愛ある姿だからです。
ただ人間は愚かな部分があり、微細な感情を読みとろうとしたり、ときに勇気をもって一歩前にでたり、心を勉強したりするよりも、たくさんのお金や地位や名誉などをもつことで相手の「興味」を引こうとするケースが後を絶たないのです。
お金や地位や名誉で人を引きつけても、それらが無くなったら誰もいなくなってしまいます。それが本当のその人間力だからです。
自分のことをわかって欲しい!と懇願しても、相手が自分を受けいれてくれる心の温度に達していなければ本当の意味では相手にされる日はやってきません。
同時に。
相手の温度を知るまえにやらなければいけないことは、自分の温度を自分で知ろうとすることです。
自分を知ろうとしない人は他人を知ろうと「し続けること」は不可能だからです。
絆がカップメンのようにつくれる訳がありません。
カウンセラー本橋良太
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