こんにちは、春日部で車検やカー用品販売を行っているカーティスト代表の筒井です。

 

 

先日20アルファードのグニッションコイル及びスパークプラグ交換のご依頼がありましたので、その時の様子をご紹介いたします。

今回のアルファードはV6の2GRエンジンです。

 

 

 

ご存知の方も多いと思いますが、横置きV6エンジンは奥側のバンクの交換が非常にやりづらいため、一般的にはワイパーからカウルトップパネルなどごっそり外す方法が一般的です。

しかし、カウルトップパネルを外しても奥側のステーのボルトは手探り状態になるので、今回は思い切って極力外さずにチャレンジしました。

ということで早速エアクリボックスを外し、スロットルを外していきます。

乳白色と黒色のスパイラルチューブが巻かれている2本は冷却水が通っているので、今回はここも外さずにスロットルをずらす方法で行います。

 

 

 

インテークマニホールドの六角穴付きボルト4本と10ミリのナットを2つ外し、左右の奥にあるステーを固定している12ミリのボルトを手探りで取り外します。

 

ここで先ほど話していたカウルトップパネルを外さないとこうなります。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 

 

ほぼアルファードに食われていますw

人のスペースだけでなく工具を入れるスペースも狭いので、細かいギヤのラチェットレンチに首振りのエクステンションバーのセットやショートやセミディープといった数種類のソケットを揃えていないと対応しきれないので、カウルトップパネルを外さずに交換することはお勧めしませんが、逆に対応できれば確実に時間短縮が可能です。

 

 

 

ということで無事インテークマニホールドを取り外せました。

あとはイグニッションコイルとスパークプラグを交換するだけですが、それなりの年式や走行距離の車は1、2か所のカプラーの爪の破損は免れないので、その場合はタイラップなどで抜けないように固定する必要があります。

 

 

 

また、インテークマニホールドの下は燃焼室に繋がっているので部品やごみなどが落下しないように必ず布などでカバーをしてから作業してください。

ということで交換したらすべて戻して作業完了!

イグニッションコイルの上に何もないまたはカバーが付いている程度の場合は1本550円(税込)で行っておりますが、上にインタークーラーやエアクリボックスが付いている場合は550円×本数+2,200円(税込)、今回のアルファードのような場合は550円×本数+6,600円(税込)となります。

 

 

それでは素敵なカーライフを♪