リクルートの旅行情報誌 「じゃらん」
マスコットに「にゃらん」という猫を起用している。
じゃらんが25周年だということで新しいポスターがあちこちに貼られるようになった。
山手線で見かけたポスターをパチリ♪
可愛いなぁと思って、じゃらんの特設サイトで壁紙がダウンロードできるのでさっそくDLしてみた。
そのデータを見て愕然としちゃった。
無料配布の壁紙だからクオリティとか文句言うなよ言われたら黙るしかないけどさ。
もうちょっと、配布主やカメラマンとかが優しい気持ちでいてくれたなら、画像データの修正をしてから配布をしてくれて欲しいな。
問題のデータをご覧ください。
可愛いにゃらん。
パッと見は気が付きませんが、よく見ると・・・
赤丸に気になるものが写っている。
右上から順に拡大して行こう。
赤丸の中に黒いボケが写っている。
これは「ゴミ」「ホコリ」です。
写真を生業にする人間が一番嫌がる、絶対にしてはいけない技術的ミスです。
このゴミは「レンズに着いたものではなく、CMOS面についたゴミ」です。
レンズとカメラの撮像素子の間にゴミが入っているのです。
頻繁にレンズ交換をするタイプのカメラマンが犯しやすいミスです。
これを嫌がるカメラマンはレンズ交換をしたくないので、レンズの本数分のカメラボディを所有しています。
私はボディを二つしか所有していないので、レンズ交換を余儀なくされます。
レンズと撮像素子の間にゴミを混入させないように素早く交換しますし、ブロワでゴミを吹き飛ばします。
もの凄い気を使います。
それでも、ゴミが混入してしまします。
そんな時は、納品データのゴミはフォトショップで修正加工して納品します。
絶対に。
そんな私ですから、この無料配布のにゃらんのデータ。
デリカシーのみじんも感じない。
制作に関わったすべての人がまったく気にしていないことが分かる。
何十人もの人間がこの壁紙に関わっているのに、一人として気にしてない。
だからこういうゴミだらけの写真データをばらまいてしまうのだ。
コワイコワイ・・・
ゴミなんか気にしないよ。にゃらんが可愛ければいいじゃんという方は以下のリンクからDLください。