はい、どーも!井上です!

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

 

人間には、人それぞれ価値観や考え方があります。

 

結局それは主観的なこだわりだったり、思い込みなんですよね。

 

その基準によって物事を判断したりしながら、生きています。

 

 

 

その基準の中でも核となる、中心にあるものをビリーフシステムと言います。

 

ある意味、最大の価値基準ともいえますね。

 

これは親からの教育であったり、育った環境で作られるものです。

 

我々はビリーフシステムによって世の中の善悪を判断します。

 

この基準が満たされると喜んで、基準からずれると怒ったり悲しい気持ちになります。

 

 

 

 

例えば、幼い時から両親に「時間は守りましょう!」と教え込まれたとしましょう。

 

(だいたいの人が教え込まれているでしょうが…)

 

すると、その価値基準からずれた人をみると、すごく嫌悪感を抱きます。

 

ただ、相手はそこまで同じような価値基準を持っていないこともあります。

 

 

「あ~ちょっと遅れたね~髪のセットが決まらなくて~。ははは~」

 

なんて言われた時には…

 

「自分は”当り前のルール”を守っているのに、あいつはなんで”そんなこと”すら守れないんだ…」

 

怒りを感じて相手に対して拒絶的になることもあるでしょう。

 

 

 

ただ、このビリーフシステムは相手に対して、厳しくなってしまう要素でもあります。

 

そう、最強最大のこだわりであり、思考の偏りとも言えます。

 

 

だからこそ、自分自身のビリーフシステムを把握しておくことは大切になります。

 

ただ、いきなりは把握する事って難しいのですね。

 

どのように把握するべきか。


昔、両親にどのような事に注意を受けたか思い出すのも1つです。

 

さらに、ネガティブな気持ちが出た時に振り返るのも1つです。

 

先程の例ならば、「時間を守るという価値基準」を自分が大切にしていることが分かります。

 

 

 

 

もちろん自分自身のこだわりや価値基準を持つことは大切なことです。

 

これがなくなると、他人の評価軸にばかり合わせなければならないからです。

 

ただし、自分の価値基準がきつすぎて窮屈になりすぎると、他者との摩擦が生まれやすいのも事実です。

 

結局バランスってのが必要になるのでしょうね。

 

そのバランスは実際にやってみて、上手くいったり失敗したりしながら掴んでいくのです。

 

ある時には、自分の価値基準を修正する必要があるかも知れません。

 

その柔軟性を持っている方が、世の中は生きやすくなりますね。

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

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