はい、どーも!井上です!
関西を中心に精神科医かつ産業医しています!
ラフな人生をめざしていきましょう(^^)
酔っ払いから復活!!
意味不明な人は、昨日の記事をご覧くださいませ。
HSPの記事を書いていることも多いからか、
最近は、色々なところから問い合わせがあります。
ありがとうございます(^^♪
さて、その中でも産業医の目線で、
HSPの人が、どのような仕事のやり方をすべきかお話させて頂きます。
ご存知の方も多いでしょうが、
HSPの人は、敏感に先回りしてしまうので、
頭の中が非常にパンパンになることがあります。
さらに1つのことを、必要以上に深く処理します。
周囲からみたら、データを書き写すだけの意味のないことでも
深く考察してしまいます。
そのため、仕事が終われば、ヘトヘトで
帰宅と同時に、バタンキューの人はたくさんいます。
もちろん会社で仕事をしていたら、1つの仕事だけでなく
A・B・C・Dと色々な仕事が降りかかってきます。
多くの人は、このような場合、
優先順位を決めて、こなしていくでしょう。
しかし、優先順位を決めていても、実際にデータ入力を行っている時、
電話が鳴ってその対応をしたり…
会議室の準備をしたり…
上司に呼ばれたり…
来客があったり…
様々な事を、同時並行に行う必要があります。
だから、1つの業務量を1とした時、
優先順位を決めたのに、業務の終了具合が
A:0.3
B:0.2
C:0.7
D:0.4
になっていることがあります。
つまり、どれも中途半端であり、見た目にも業務が進んでいる感覚がなく、
本人自身のモチベーションも下がってしまうことがあります。
つまり、このような突発的な業務がある限りは、
優先順位を決めても、すぐに変わるのでHSPの人は上手くいきません。
だからこそ、優先順位をつけるのは辞めた方がいいです。
大切な仕事を1つ決定し、固定した方がうまくいくことがあります。
たとえば A に集中して仕事を決めましょう。
”何が何でもA”と決めた方がいいです。
この効果は2つあります。
最終的には、目の前からAいう仕事はなくなるので、今後は目移りしなくなる。
その結果、少しでも精神的に楽にはなります。
実際に、A という仕事に集中してできるので、現場での業務効率も上がります。
A:1
B:0
C:0
D:0
Aをやっている時は、終わるまでB,C,Dを見向きもしないようにするのが大切です。
そして、Aが終了すれば、Bに集中したら良いのです。
HSPの人は、あらゆるモノに敏感に反応してしまうからこそ、
色々と目移りしています。
そして、目移りした先で、意味がないモノに対しても
深く考察して時間をかけてしまうことがあります。
その分、全てが中途半端になって、ズルズルと時間ばかりかかることがあります。
優先順位を決めるより、ひとつの業務を決定して、
固定した方がうまくいくことの方が多いのです。
会社で、このように配慮してもらえるためには、
ある程度は周囲の理解や協力も必要でしょう。
だからこそ、まずはやるべきことがあります!
自分自身がHSPという特徴をしっかり掴み、受け入れていきましょう。
そのうえで、周囲に協力してもらえるように行動を起こしましょう。
自分自身でもイマイチ分かっていないのに、
周囲の人に分かってもらうのは、残念ながら今の段階では無理です。
私の出来ることは、これからもHSPに関する発信を続けて、
少しでも多くの人に知ってもらえるようにしたいですね。
では、今日はこのへんで!
See You Next Time Bye-Bye!!
(精神医学や産業医学などの内容を楽しくツイートしています。)
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