はい、どーも!井上です!
関西を中心に精神科医かつ産業医しています!
ラフな人生をめざしていきましょう(^^)
最近はだいぶん、夜が寒くなってきましたね。
昼と夜の気温差の影響をうけて
体調を崩す人も多いです。
みなさんは、大丈夫ですか。
さて、そんな少し寒くなってきた夜に、
夜に靴下をはいて寝る人もいるみたいですね。
しかし、これは、医学的な視点からは
全くお勧めできません!
たとえ、冷え症であっても、お勧めできません。
では、今日は、冷え性であっても、
靴下をはいて寝るのはお勧めできない理由を
お話していこうと思ういます。
急ですが、ここで1つクイズです。
人間が、眠たくなるには、
体温は上がっているでしょうか、
それとも下がっているでしょうか。
実は…
自然な睡魔は
体の深部の体温が下がっている時におこります。
こんな話をしていると…
『あれ?眠くなったら、体がポカポカしているぞ…』
と、感じる人もいるでしょう。
その感覚は正しいです。
体の深部の体温を下げるために、
体の表面から、熱を逃がす必要があるのです。
つまり、深部の体温をさげるために、
手や足の表面から、熱がぽわ~~を逃がしています。
そのため、ポカポカした感覚になります。
では、この時に靴下をはいてしまうと
どうなるでしょうか。
そうです!
足から、この熱を上手く逃がすことが
出来なくなってしまいます。
なので、寝つきが悪くなったり、
寝つけても、浅い睡眠が、続いたりする可能性があります。
『そうは言っても…私、冷え性だし…』
って人もいますよね。
冷え性によって、足先が冷たくて、
そのせいで、逆に寝つきが悪いも人もいます。
そんな人には、おすすめなモノがあります。
それは、湯たんぽです。
湯たんぽと聞くと、
『少しふるくさいな~』といったイメージを
持つ人もいるかも知れません。
しかし、最近は、
湯たんぽの素晴らしさを見直されて
おしゃれな湯たんぽも発売されています。
この湯たんぽの、何が良いかというと、
自然と温度が下がっていくところです。
最初はお湯を入れているので、
寝始めの時は、足元がポカポカと温かいです。
しかし、湯たんぽのお湯は、
自然と徐々に冷めていくので、
ずっと足元を温めてくれる訳ではありません。
これによって、
深部体温が下がることをブロックしないので、
お勧めできるのです。
では、同じように考えたら、
電気毛布はどうでしょうか?
そうですね。
電気毛布も一晩中つけていては
いい睡眠がとれません。
それは先ほどと同じように、
深部の体温が下がりにくくなるからです。
そのため、お勧めの方法としては、
タイマー設定です。
30分~60分くらいで、
電気毛布の電源がOFFになるようにすれば
湯たんぽの効果と同じように使えます。
今日は、寝る時の靴下はなぜNGなのかについて
お話していきました。
意外と、その理由まできっちり知っている人は
少なかったりします。
どうしても、足元が冷えて寝れない人は、
ぜひとも、湯たんぽなどを活用してみて下さいね。
たくさんの人が、
少しでも、正しい医学知識を日常生活に取り入れて
過ごしやすい毎日を送れることを願っています。
では、今日はこのへんで!
See You Next Time Bye-Bye!!
=(下記、”お願い”です。ペコリm(__)m)=
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