はい、どーも!井上です!
関西を中心に精神科医かつ産業医しています!
ラフな人生をめざしていきましょう(^^)
もうすぐ2月も終わりですが
まだまだ寒い日が続きますね。
冬になると
毎年のように話題になるのが
入浴事故ですね。
お風呂場で倒れてしまう人が
どうしても冬は増えます。
その原因は
ヒートショック現象といわれますが
この現象をラフに説明すると
急激な温度変化によって
血圧や脈拍が、過剰にup-downしたりする現象です。
確かに、浴室とリビングでは
かなりの室温差がありますよね。
ありがたいことに
このヒートショックに関しては
最近は、TVなどのメディアで
報道されることも増えましたね。
知っている人も多くなり
お風呂場では注意をしている人も
増えたのではないでしょうか。
しかし、実は冬の家の中には
お風呂場以外にも
ヒートショック現象が起こる場所がありますので
今日はそのお話をしたいと思います。
まず、結論からいうと
それは寝室です。
実は、冬の寝室は
かなりヒートショック現象が
起きやすい場所です。
そもそも、快適に寝れている時の
布団の中の温度は約33℃と言われています。
そこで、夜中に尿意で目が覚めて
布団から出て、トイレに向かったとしましょう。
その時、寝室の室温が10℃くらいなら
いかがでしょうか。
その温度差は、なんと23℃もあります。
この室温差であれば、
ヒートショック現象が起きるのは
だれもが納得できるのではないでしょうか。
では、どのように対策すればよいかは
みなさんも、お分かりですよね。
寝ている時も、寝室を温めておくことです。
ヒートショックを避けるためには、
最低でも、寝室は18℃以上にしておきましょう。
また、寝ている時に
暖房器具をつけるのが嫌いという理由で
布団をかなりたくさんかけている人もいますね。
でも、それは決してよくありません。
布団の重みで、体が圧迫されるので
全身の血の流れが悪くなります。
その結果、体内の熱を上手く放散できないので
体温調節ができずに
自然に入眠できなかったり、寝苦しかったり
睡眠に悪い影響を与えてしまいます。
たとえ、冬でも体にかける布団は
多くても2~3枚としてください。
どちらかといえば
冷気は床に溜まっていくので
ウールなどの保温性のある敷きパッドを利用したり
敷布団を2枚にするなどの工夫をしてください。
では、今日のおさらいです。
家の中でヒートショックと言えば
お風呂場のイメージが強かったと思います。
しかし、寝室もかなり危険な場所です。
それは、室温と布団の中の温度差が
かなり大きくなりがちだからです。
ヒートショック現象は命に関わることなので
絶対に避けなければいけません。
だからこそ、寝ている時も
寝室を温めて18℃以上にしましょう。
また、湿度に関してですが
空気が乾燥していると
ウイルスも繁殖しやすく、体調を崩しやすいので
加湿器を使って50%以上を目標として下さい。
最低でも40%以上はキープできるように
工夫をしてくださいね。
防ぎえた死をなくすためにも
ぜひ、今日から寝室の環境を見直して下さい。
では、今日はこのへんで!
See You Next Time Bye-Bye!!
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