=(大切なお知らせです (*´ω`*) )=

 

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はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

普段から、精神科医や産業医という立場で

 

活動していると

 

うつ病で休職に入る直前の本人

 

お話する機会もたくさんあります。

 

 

 

 

その時に、本人さんから

 

『この休職中にどのように過ごして

 

休んだらよいのでしょうか?』

 

という質問をよく受けます。

 

 

 

 

これは、精神科医の外来であっても

 

たまたま家族が同席されている時などでも

 

『休職中の夫に、どのように休ませたらよいか?』

 

という質問もよく受けるので

 

実際に、本人だけでなく

 

家族も気になるところだと思います。

 

 

 

 

そこで、今回はうつ病の診断で

 

休職になった時に

 

家でどのように過ごすかについて

 

家族などの周り人の接し方について

 

お話していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

まず、休職の最初に

 

絶対にやってはいけないことがあります。

 

 

 

 

それは…

 

社会人としてのリズムを

 

崩さないように頑張ること です。

 

 

 

 

うつ病というのは

 

脳の疲労により

 

症状が出ている側面もあり

 

休職中には、脳をしっかりと

 

休める必要があるのです。

 

 

 

 

そこで

 

脳を休めるシンプルな方法は

 

思うままに過ごすことです。

 

 

 

 

つまり、今の自分の

 

心の内側から出てくる欲求に従って

 

行動すれば構いません。

 

 

 

 

・何時だろうが、眠たかったら寝る

 

・何時だろうか、食べたい時に食べる


これでOKなのです。

 

 

 

 

決して、自分に義務を与えずに

 

・朝に目覚ましをセットしたり…

 

・昼12時だから、無理にご飯を食べたり…

 

しなくても構いません。

 

 

 

 

これを一言で説明すると

自分で義務を作ることなく

超ダラダラ過ごすこと
です。

 

 

 

 

これこそが

 

休職に至るほどのうつ病には

 

とっても大切な治療になります。




決して、だらけているのではなく

 

” 治療 ”である認識をもって下さい。




もしかすれば、この治療をしていると

 

家族などの周りからみると

 

『ただ、ゴロゴロしているだけじゃないか…』

 

なんて思ってしまう人もいるでしょうから

 

これが治療であるこは本人だけではなく

 

家族も同じような認識をもって下さい。

 

 






もちろん、このような生活していると

 

とくに最初の方は

 

昼夜逆転のような生活にもなりえます。




しかし、それはある意味当然です。

 

 

 

 

うつ病の症状では

 

睡眠障害がつきものなので

夜が寝れないので

 

昼にウトウトしてしまうのです。

 

 

 

 

ちなみに、これは休職してから

 

スタートしたわけではなく…

 

休職前も、同じ状況だったのに

 

超無理をして、昼は仕事に行っていたので

 

昼夜逆転に見えなかっただけなのです。

 

 

 

 

なので、休職中は無理に

 

『昼夜逆転しないように…しないように…』

 

なんて義務を作って

 

自分にプレッシャーかけることなく

心の内側から出てくる欲求に素直に従いましょう。




ちなみに、休職の初期は治療として

 

ダラダラして生活すると、病状によって

 

丸々1日まったく寝れない日があったり…


翌日は15時間ぶっ続けで寝ている…

 

なんて、バラバラなリズムになりがちです。

 

 

 

 

そこから次の段階として目指すのは

 

決して、朝方に戻して

 

生活リズムを整えることではありません。

 

 

 

 

それはあくまでも

 

最終目標なので

 

その前段階を目指しましょう。

 

 

 

 

それは夜型でも構わないので

 

『最近ずっと、朝4時半頃に眠くなって

 

朝11時くらいに目が覚めるなぁ』

 

みたいにリズムが固定されてくることです。

 

 

 

 

ポイントとしては

 

まずは夜型でも、何でもいいので

 

リズムが定まってくることが大切です。


 

 



休職の初期段階は

 

これぐらいの気持ちで

 

疾患と向き合ってください。

 

 

 


さらに、うつ病などに対して

 

よく勉強されている人こそが

 

勘違いしやすいことを

 

お伝えしておきたいと思います。

 

 

 

 

それは、うつ病の日内変動においてです。

 

 

 

 

日内変動とは、分かりやすくいえば

 

『うつ病は、午前中が調子悪くて

 

午後からは調子が良くなっていくよ』

 

のような、1日の中での症状の変動のことです。




たとえば、先ほどのように

 

うつ病で休職している当事者の人は

 

昼13時に布団から起きてくることは

 

十分にありえますよね。

 

 

 

すると、周りの人からすれば

 

『もう昼だから、少しは調子がいい時間帯だな』

 

と思ってしまうでしょう。

 

 

 

 

しかし、13時であっても

 

本人からすれば、それが朝なのです。

 

 

 

 

なので

 

『13時に目が覚めて起きたものの

 

やはり、夕方まで気分が落ち込んだり

 

頭がうまく働かなかったりで調子が悪いと感じて

 

夜中になってきて、やっと少し落ち着いてきた』

 

なんてストーリーははよくあります。

 

 

 


このようなことも

 

周りの人はぜひ知っておいて

 

欲しいとおもいます。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

 

うつ病で休職となった時に

 

どのように休めばよいかについて

 

お話させていただきました。

 

 

 

 

たとえば、うつ病の治療として

 

『朝に散歩に出て、日光を浴びた方がいい』

 

のようなこともよく聞くと思います。

 

 

 

 

たしかに、これは正しい情報ですが

 

休職した途端にいきなり

 

日課(義務)にしたりしないで下さい。

 

 

 

 

まずは、休職するということは

 

” 頭を休めるのが治療 ”

 

という認識をしっかりもってください。

 

 

 

 

だからこそ、当然のように

 

初期の段階で

 

自分にプレッシャーがかかることはせず

 

まずは出来る限りダラダラと過ごして下さい。

 

 

 

 

それこそが、とても大切な治療になります。

 

 

 

 

周りの人も、そのような考え方で

 

温かく見守ってもらえると

 

とても嬉しいです ^^

 

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 
 
See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

=(再び…重大なお知らせ… (*´ω`*) )=

 

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