2020年07月03日
ドリームツアーエディション(2651F-5)の携行性
先日紹介した20ワールドシャウラ ドリームツアーエディション2651F-5。
実釣インプレの前に、パックロッドの要ともいえる携行性に焦点を当てたインプレを行いたい。本製品は、5ピースのロッド本体以外に、専用収納ケースとスコーピオンが描かれたロッドベルトが2本付属。
保証書類は、ロッドケースの中に入っている。
釣具屋のウェブ上の写真を見た限りでは、ドリームツアーエディションの各モデル共通の収納ケースのようだったので、2651F-5には大きすぎるかと思っていたが、どうやら上げ底されているようで、分割したときの収納具合はちょうど良く収まる。
5フィート台で5ピースのNUDEをロッド袋ごと収納。
2651F-5とギリギリ同梱可能。
トレイルブレイザーやコンパットは上げ底のため収納不可。
蓋をしなければ収納ケースとしては使える。
頑丈なケースで自重も予想以上に重いので、単体で持ち歩くには携行性は悪いが、安心感はある。
他のパックロッドの収納ケースとの比較。
ガイド径が大きいのがワールドシャウラシリーズの特徴なので、筒の直径が大きくなるのは仕方がない。筒の長さはトレイルブレイザーとほぼ同じサイズなので、機内持ち込みサイズのスーツケースへの収納は難しい。
最も繊細なショートロッドであるNUDEの携行性は抜きんでている。
トレイルブレイザーの収納ケースなら余裕で収まる。
TBC664MHRFと2651F-5なら同梱可能。
ベイトタックルとスピニングタックルを両方携行できるメリットは大きい。
ただし収納ケースは大きいためバックパックに装着するのなら良いが、出張時のスーツケースに入れるのなら後述のコンパットのほうがお勧め。
コンパットの収納ケースに入れてみた。
GCMC-705Mとの同梱はかなり厳しい。
2651F-5単体の収納ならバットガイドの向きに注意をすればファスナーを閉じることが可能。
ドリームツアーエディションの純正ケースは重いので、単体で持ち運ぶのならこのサイズがちょうど良い。
最もコンパクトなNUDEの収納ケースには、ガイドが大きすぎて入らない
5ピースの19スコーピオン方式を採用し、リアグリップのコルクにモデル名が刻印されている。
純正ケースは頑丈だけど重いので、ほかにパックロッドがない人は、釣具屋でパックロッドケースだけでも購入すると快適に持ち運べる。
最近は伸縮可能で複数本収納を前提としたパックロッドケースもある。
ただしワールドシャウラはドリームツアーエディションでも大口径ガイドなので、特にバットガイドはかなり大きくなるため収納ケースの入れ方に工夫が必要。
7フィート台や8フィート台のスピニングモデルはバットガイドも大きくなるので、注意が必要だ。
マルチピースのパックロッドとは思えない仕上がりなので、普段使いに持ち運ぶのなら#1と#2を接続し、#3と#4とグリップ部を接続しっぱなしにすれば2ピースと同じように扱える。
2ピースにしても以前から愛用しているポータブルロッドケース140Rにちょうど収まるサイズなので、リール付きでラインを通したまま持ち運べるのは便利。
本記事の予約投稿後、今年8月に発売予定のエクスセンスMBの情報に接したので加筆したい。
継数は5-6本になるが、8.8~9.6フィートのロッドで仕舞寸法50cm台というのは素晴らしい。
ブランクス性能もドリームツアーエディションと同じ技術が使われていて、パックロッドを感じさせない性能は体験済みなので、ガイド設定やグリップに工夫が施されたエクスセンスMBも興味津々
何より興味を引いたのが、エクスセンスMBのキャリングケース。
本記事で取り上げたどのケースよりも落ち着いたシックな外観。以前所有していたベイライナーSBのケースのように、釣り竿を運んでいるとは思えない外観が良い。そしてパックロッドの収納ケースとしては珍しい肩掛けベルトが付属する点も、実用性の観点から高く評価できる。
ロッドの仕舞寸法が50cm台なので、トレイルブレイザーのケース並みの大きさだと想像するが、ケースだけでも別売りで販売してもらいたいぐらい。
シマノ(SHIMANO) 20 ワールドシャウラ ドリームツアーエディション 2651F-5
シマノ(SHIMANO) 20 ワールドシャウラ ドリームツアーエディション 2702R-5
シマノ(SHIMANO) エクスセンス MB S96ML-6
<参考>
※2020年7月5日「ドリームツアーエディション2651F-5の試し投げ」
※2020年7月9日「ドリームツアーエディションでご近所ライトゲーム」
※2020年7月17日「ワールドシャウラ ドリームツアーエディション(2651F-5)のインプレ」
※2020年9月13日「トリップクエスト(Tripquest) TQ50/C594L」
※2020年9月19日「【レジットデザイン】WILD SIDE マルチピース(WSC60ML-5)」
※2020年10月5日「パックロッドの携行性比較(トリップクエスト/ワイルドサイド他)」
※2021年4月7日「ディアモンソックスのインプレ」
※2021年6月5日「エギストTZ 83M-P4の携行性比較」
実釣インプレの前に、パックロッドの要ともいえる携行性に焦点を当てたインプレを行いたい。本製品は、5ピースのロッド本体以外に、専用収納ケースとスコーピオンが描かれたロッドベルトが2本付属。
保証書類は、ロッドケースの中に入っている。
釣具屋のウェブ上の写真を見た限りでは、ドリームツアーエディションの各モデル共通の収納ケースのようだったので、2651F-5には大きすぎるかと思っていたが、どうやら上げ底されているようで、分割したときの収納具合はちょうど良く収まる。
5フィート台で5ピースのNUDEをロッド袋ごと収納。
2651F-5とギリギリ同梱可能。
トレイルブレイザーやコンパットは上げ底のため収納不可。
蓋をしなければ収納ケースとしては使える。
頑丈なケースで自重も予想以上に重いので、単体で持ち歩くには携行性は悪いが、安心感はある。
他のパックロッドの収納ケースとの比較。
ガイド径が大きいのがワールドシャウラシリーズの特徴なので、筒の直径が大きくなるのは仕方がない。筒の長さはトレイルブレイザーとほぼ同じサイズなので、機内持ち込みサイズのスーツケースへの収納は難しい。
最も繊細なショートロッドであるNUDEの携行性は抜きんでている。
トレイルブレイザーの収納ケースなら余裕で収まる。
TBC664MHRFと2651F-5なら同梱可能。
ベイトタックルとスピニングタックルを両方携行できるメリットは大きい。
ただし収納ケースは大きいためバックパックに装着するのなら良いが、出張時のスーツケースに入れるのなら後述のコンパットのほうがお勧め。
コンパットの収納ケースに入れてみた。
GCMC-705Mとの同梱はかなり厳しい。
2651F-5単体の収納ならバットガイドの向きに注意をすればファスナーを閉じることが可能。
ドリームツアーエディションの純正ケースは重いので、単体で持ち運ぶのならこのサイズがちょうど良い。
最もコンパクトなNUDEの収納ケースには、ガイドが大きすぎて入らない
5ピースの19スコーピオン方式を採用し、リアグリップのコルクにモデル名が刻印されている。
純正ケースは頑丈だけど重いので、ほかにパックロッドがない人は、釣具屋でパックロッドケースだけでも購入すると快適に持ち運べる。
最近は伸縮可能で複数本収納を前提としたパックロッドケースもある。
ただしワールドシャウラはドリームツアーエディションでも大口径ガイドなので、特にバットガイドはかなり大きくなるため収納ケースの入れ方に工夫が必要。
7フィート台や8フィート台のスピニングモデルはバットガイドも大きくなるので、注意が必要だ。
マルチピースのパックロッドとは思えない仕上がりなので、普段使いに持ち運ぶのなら#1と#2を接続し、#3と#4とグリップ部を接続しっぱなしにすれば2ピースと同じように扱える。
2ピースにしても以前から愛用しているポータブルロッドケース140Rにちょうど収まるサイズなので、リール付きでラインを通したまま持ち運べるのは便利。
本記事の予約投稿後、今年8月に発売予定のエクスセンスMBの情報に接したので加筆したい。
継数は5-6本になるが、8.8~9.6フィートのロッドで仕舞寸法50cm台というのは素晴らしい。
ブランクス性能もドリームツアーエディションと同じ技術が使われていて、パックロッドを感じさせない性能は体験済みなので、ガイド設定やグリップに工夫が施されたエクスセンスMBも興味津々
何より興味を引いたのが、エクスセンスMBのキャリングケース。
本記事で取り上げたどのケースよりも落ち着いたシックな外観。以前所有していたベイライナーSBのケースのように、釣り竿を運んでいるとは思えない外観が良い。そしてパックロッドの収納ケースとしては珍しい肩掛けベルトが付属する点も、実用性の観点から高く評価できる。
ロッドの仕舞寸法が50cm台なので、トレイルブレイザーのケース並みの大きさだと想像するが、ケースだけでも別売りで販売してもらいたいぐらい。
シマノ(SHIMANO) 20 ワールドシャウラ ドリームツアーエディション 2651F-5
追加モデルを含めて2020年初夏に発表されている現行ラインナップ中、最もライトで先径が細く軽量なロッド。唯一のトルザイトリング仕様とファーストテーパーのモデルは、ロッドアクションを多用するプラッギングのほか、ジグヘッドやライトテキサスによるボトムゲームにも幅広く対応。
シマノ(SHIMANO) 20 ワールドシャウラ ドリームツアーエディション 2702R-5
7フィート台の2702R-5も5本継ぎなので、2651F-5の仕舞寸法46.7cmより0.4cm長い47.1cmの仕舞寸法に収まっている。このサイズなら上記のように、バットガイドの大きさに注意すれば他のパックロッドの収納ケースを流用可能。8フィート台の2832RS-5の仕舞寸法は54.7cmになる。
シマノ(SHIMANO) エクスセンス MB S96ML-6
ロングレングスのパックロッドなら、エクスセンスMBという選択肢もある。
9フィート台は6本継ぎで仕舞寸法53.3cm。
8フィート台は5本継ぎで仕舞寸法56.4cm。
しかもドリームツアーエディションと遜色ないスペックで実売価格は安い。
日本製とインドネシア製の違いで約2万円前後の価格差。
<参考>
※2020年7月5日「ドリームツアーエディション2651F-5の試し投げ」
※2020年7月9日「ドリームツアーエディションでご近所ライトゲーム」
※2020年7月17日「ワールドシャウラ ドリームツアーエディション(2651F-5)のインプレ」
※2020年9月13日「トリップクエスト(Tripquest) TQ50/C594L」
※2020年9月19日「【レジットデザイン】WILD SIDE マルチピース(WSC60ML-5)」
※2020年10月5日「パックロッドの携行性比較(トリップクエスト/ワイルドサイド他)」
※2021年4月7日「ディアモンソックスのインプレ」
※2021年6月5日「エギストTZ 83M-P4の携行性比較」
Posted by shin1979 at 18:30│Comments(0)
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