簡単なことでも、複数の事を同時に指示されるのが苦手・・・・発達障害の特徴⑥
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二人の女の子の子育てに奮闘中&ENJOY中の❝みかん❞です@^^@
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自閉症スペクトラム障害の次女こりんごですが、
特徴の一つに『複数の事を同時に指示されるのが苦手』というものがあります。
簡単なことでも、複数の事をやるように言われるとカンシャクを起こし、
床を足で蹴って叫んで拒否します。
例えば先日、片付けをしていた時のことです。
「こりんご、ソファーの上のバッグとペンケースを自分の部屋にしまってきて」
と私が言った時、こりんごは素直にバッグとペンケースを持ちました。
その時、姉のこみかんが「あ!ついでにこれも片付ければ?」と言って
何かを指さしました。
それが何だったのか忘れてしまったのですが、
バッグとペンケースと一緒に部屋へ持って行って片付けられるものでした。
しかしこりんごは、「ん”~~~っ( `ー´)ノ!!!」と叫んで床を足で何度も蹴り、拒否しました。
私たちにとっては簡単なことですが、
こりんごにとっては『バッグとペンケースを』と二つ言われただけで精一杯で、
もう一つ持っていくように言われたことは実行するのが難しかったのでしょう。
実行するのが難しい、というよりも、
こりんごにとっては『畳みかけるように指示された』という感じだったのが我慢できなかったのかもしれません。
バッグとペンケースともう一つの物が同じ場所にあって、
『これらを部屋に片付けてきて』と一つの物のようにまとめてあげたら良かったかもしれません。
このように、
「これ、持って行って。あ!これも。あ、ごめん、これも。」
と次々言われるのが苦手です。
以前、ブログに書いたと思いますが、
「急いで手を洗う」「急いで仕度をする」「急いでご飯を食べる」
というのも苦手です。
手を洗うだけでも精一杯なのに。
仕度をするだけでも精一杯なのに。
ご飯を食べるだけでも精一杯なのに。
それに『急いで』がつくと難しくなるのです。
こりんごはワーキングメモリが低く、
指示されたことを耳で聞いて実行するのが苦手です。
なので、小学5年くらいまでは指示することを紙に書いて読んであげました。
今でも時々、その方法を使います。
紙に書いて置けば何度でも自分で確認ができますし、
分かりやすいようです。
中学生になった今でも、小さい頃と同じように苦手なものが多々あり、
まるで小さい子のようにカンシャクを起こしますが、
こりんごのペースで頑張っています(*^^*)
病院の先生や心理の先生から
『カンシャクを起こす、という経験はなるべく積み重ねない方がいい』
と言われているので、
こりんごがカンシャクを起こさずにすんなり行動できるように
私たち大人が考えて工夫してあげなければいけません。
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