「麒麟がくる」スタート! | おおとり駆の城日記

おおとり駆の城日記

子供の頃からお城好き 今までに巡ったお城の感想 その他どうでもいい趣味のことなどあれこれ綴っていきます


諸般の事情により例年より2週遅れではじまった今年の大河ドラマ「麒麟がくる」
3年ぶりの戦国もの、しかも信長・秀吉・家康三英傑そろい踏みが見られる王道大河とあって前評判は上々。
明智光秀関連の歴史情報番組も昨年末からお正月にかけて続々と放送されました。
従来、謀反人、逆賊とイメージの悪かった光秀ですが、ドラマではその謎に満ちた半生や民を思いやる慈愛に満ちた姿そして光秀にとっての真の正義とは何だったのか、などを描くことで本能寺の変から逆算した明智光秀ではなく、ゼロから新しい光秀像を生み出すという新機軸を打ち出した意欲作です。

衣装が鮮やか、カラフル!
さすが4K対応!(我が家のテレビは4Kではありませんが・・・)
あまり時代劇っぽくないという批判もあるようですが、この青や黄色にも込められた意味があるらしいですよ。

冒頭は野盗たちが光秀が治める明智荘を襲うシーン、光秀は民のために敢然と立ち向かいます。黒澤明監督の名作「七人の侍」のオマージュだとか。

タイトルバックが重厚!まさに昭和の大河ドラマ「国盗り物語」を彷彿とさせます。


時代考証は静岡大名誉教授で日本城郭協会理事長の小和田哲男先生
小和田先生はご自分のどの説が脚本に取り入れられるかわからないと、岐阜で行われた講演会でお話されていましたが、少なくとも初回では
・「斎藤道三」の国盗りは道三の父親と道三の親子二代にわたる事績であったこと
・後に信長の正室となる帰蝶がすでに他家に嫁いでいた(つまり信長とは再婚)
・三淵藤英の鉄砲(火縄銃)の撃ち方手順
などが明らかになっており、これは近年の研究の成果を踏まえた脚本だったと思います。

多くの城がこのドラマでは登場します。初回は明智城と稲葉山城でしたが、特にこの稲葉山城のCGはおおっと思わせるものでした。よく見ると山腹にも曲輪が造られているのがわかります。
今後も坂本城、福知山城など光秀に関係する多くの城が登場すると思われます。

斎藤道三役の本木雅弘さん
道三のイメージからするとイケメンすぎる気もしますが、とにかくカッコいい!

菊丸役で出演の岡村隆史さんはチコちゃん枠でしょうか?

「麒麟」の鍵を握るのは門脇麦さん

川口春奈さん、このシーンは撮り直しだったのでしょうね。とにかく頑張ってほしいです。

最後は大河紀行。明智家の家紋の桔梗の花です。ナレーションはNHKエースアナウンサーの桑子真帆アナ

この1年はきっと日曜日が待ち遠しいです。


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