中国湖北省武漢市で発生した、「新型コロナウイルス」の感染者が、世界規模で拡大しています。
わが日本でも、この新型コロナウイルス感染者が、相次いで確認され、現在、横浜港沖に停泊しているクルーズ船でも、集団感染が発生、検査の結果、新たに41人のコロナウイルス感染が確認され、クルーズ船での感染者数は、61人となりました。(2月7日現在)
私たちが、これまで経験したことのない異常な事態に、不安と緊張が高まります。
巷の、ドラッグストアでは、マスクやアルコール消毒スプレーなど、買い求める人々で、数多くあふれ、売り切れの店舗が続出、ネットでは、これらのマスクや、感染予防グッズが、高値で販売され、中には、通常の10倍以上の値段で、販売されているものもあるみたいです。
このような非常事態に、人の不安や弱みにつけ込んで、お金儲けのためだけに、高額で販売するのは、ぜひとも、謹んでもらいたいものです。
新型コロナウイルスの感染者が、徐々に増えている中、運悪く、通常のインフルエンザや風邪などの流行の時期でもあります。
これまで以上に、手洗いうがいなど、基本的な感染予防対策を、しっかりと行って、暖かくなり、終息宣言が出るまで、何とか、しぶとく生き残りたいものです。
ところで、これまで、インフルエンザなどのウイルスなどの感染予防に推奨されてきた「マスク」ですが、実はそれほど感染予防効果がないのではないかと、近年、テレビやネットで、言われるようになりました。
最初、聞いたときは、「え~ッ~、うそっ~」と思いましたが、ネットで、色々調べてみると、それなりの理由がありそうです。
マスクの効果と正しい使用方法 自治医科大学附属さいたま医療センターさん
https://www.jichi.ac.jp/center/sinryoka/kansen/taisaku_04.html
PRESIDENT Oneline さん
以前、2009年の新型インフルエンザ騒動で、我が家でも、「マスクが、品切れになりそう」ということで、戦々恐々として、箱入りのマスクを、数多く購入しました。
結局、大騒ぎしたわりには、これらのマスクを、使うことは、ほとんど、ありませんでしたw
当時、何も知らずに新型インフルエンザ対策のために、私が購入した、一般的な不織布の、これらのマスクは、花粉症予防には効果があっても、新型インフルエンザウイルスなどには、マスクをすることによる感染予防効果は、それほど期待できるものではいないらしいです。
一般的に販売されている、あの箱売りの「不織布のマスク」の目の、穴は、およそ5µm(マイクロメートル)だそうです。
1µm (マイクロメートル)は 0.001 mm(ミリメートル)で、
1㎜(ミリメートル)の1,000分の1です。
名前 | 大きさ( µm) |
---|---|
マスクの目 | 5 |
毛髪 | 70 |
スギ花粉 | 30 |
カビ | 5以上 |
黄砂 | 4 |
PM2,5 | 2,5以下 |
細菌 | 1~2 |
インフルエンザウイルス | 0,1 |
コロナウイルス | 0,1 |
今回の、コロナウイルスの大きさも、直径が、0,1マイクロメートルです。
なんと、一般的なマスクの目の50分の1 !!
ウイルスの大きさは、花粉などと比べて、本当に驚くほど小さく、5 µm(マイクロメートル)のマスクの穴を簡単に通り抜けてしまいます。
インフルエンザ感染者の、せきなどで飛ばすウイルス入りの飛沫は、マスクの穴と、ほぼ同じ、5マイクロメートル以下といわれています。
飛沫は、水分を含んでいますので、マスクである程度は、吸着捕集できるのかもしれませんが、マスクに付いた飛沫が、時間の経過とともに、乾燥すると、5マイクロメートルのマスクの目から、ウイルスを吸い込んでしまう可能性もないとも限りません。
また、マスクを正しく装着しないで、鼻の上部に隙間があったりすると、そこからウイルスを含んだ飛沫が簡単に入ってきてしまいます。
また、目の粘膜からの飛沫感染もあるそうなので、ゴーグルなどで、目を防御しないと、感染予防には、マスクだけでは、不十分だそうです。
今回のコロナウイルスでも、医療関係者の方々は、防護服と、ウイルスを通さない「N95」規格のマスクと、目にはゴーグルをされています。
「N95」とは、 NIOSH(米国労働安全衛生研究所)のN95規格をクリアしたマスクのことです。お医者さんや医療関係者が、使用する高機能のマスクです。
このマスクの95は、0,3マイクロメーターの物質を95%以上捕集する事が確認されていることを、Nは、耐油性なしを、表わしているそうです。
また、N95より、さらに高機能の「N99」というウイルスなどを、99%ブロックするマスクもあります。
インフル感染者のせきなどで、飛ばすウイルス入りの飛沫は、およそ1メートルから2メートル飛ぶと言われています。
一回のせきで、飛び散るウイルスの量は、なんと約10万個だそうです。(くしゃみだと、約200万個)
ウイルスを含んだ飛沫は、重いので、途中で、落下するそうなので、咳をする人から2メートル以上離れて、至近距離で飛沫を浴びないように注意しましょう。
マスク着用の重要性(インフルエンザをうつさないために) 2009/10/08 MHLWchannelさんが投稿
( この動画は、YouTubeでのみ見れる設定なので、上のYouTubeのリンクをクリックすると、御覧になれます)
この動画のように、飛沫は、驚くほど飛んでいます、
マスクは、むしろ、感染者や咳などが出て、感染が疑われる方が、必ず付けるべきです。
一般的なマスクであっても、ウイルスの飛沫を周囲にまき散らすのを,ある程度、防ぐことができるでしょう。
また、マスクには、鼻や口の乾燥するのを防ぎ、湿度を保つ効果があるそうなので、やはり、マスクは、しないよりは、した方がいいのではないかと思います、
マスクを使用する時には、しっかりと上下に拡げて、鼻の上部の部分を鼻に密着させて、マスクの上部から、ウイルスの飛沫が入らないように、しっかりと装着しましょう。
私は、インフルエンザの予防注射も、これまで、一度もしたことがありませんが、ここ数十年、インフルエンザや風邪をひいたことがありません。
私が、実践している感染対策方法をご紹介します。
外出して、帰宅したら、玄関に入る前に、両手で服やバッグなどを、軽くはたく、すぐ服を着替えて、手を石けんや、ハンドソープなどで、でしっかり洗い、うがいをします。
手を洗ったつもりでも、案外、手の甲や親指を、洗い忘れがちなので、注意 !
のどがおかしいと思ったら、「伯方の塩」などの自然塩を、コップに少々入れ、緑茶を注いで、よく混ぜてうがいする。
最近は、紅茶にも、インフルエンザウイルスをやっつける効果が高いということなので、紅茶を飲んだり、飲んだ後のティーパックを、塩を入れたコップに入れて、お湯を注ぎ、うがいしたりしています。
ビタミンC 入りののど飴を舐める。
そして、身体がゾクゾクして風邪かなと思ったら、焼酎を飲んで(笑)、早めに暖かくして寝る。
日頃から、しっかり食べて、十分な睡眠を取って、本来人間の持っている最大の防御である免疫力を高めることが、何より大切だと私は思います。
明日も生き残って下さい ! Good luck !!