皆様、こんばんは。

先週もメルマガ・好走期待馬リスト共にもやもやが続く結果に。「何とか気の利いた穴馬を」と血眼になって馬柱を凝視している時点で既にリズムを崩していますし、ガチガチに力んでバットを振っているのでしょう。好不調のサイクルは望まずとも誰に対しても襲って来るので仕方ないと割り切るしかありませんが、「足掻けば足掻くほど蟻地獄にハマる」という考え方は持っていなくて「足掻いて足掻いて足掻きまくって強引に蟻地獄から強引に抜け出す」スタイルでやって来ましたので、今週もまたスタイルは変えずにやっていきます。
時間を掛けたら掛けただけ返って来る世界のはずですから、その内にまた止まらない確変はやって来ます。それを体感出来るのは継続的に信じて予想を見て下さる皆様だけですから、私はそんな皆様のために粉骨砕身して予想に励みます。

レジまぐ・twitter・noteを通して叱咤激励のメッセージを下さる皆様、いつもありがとうございます。しんどい時期でも見限らずに応援して下さる皆様にはいつも感謝しています。本当にありがとうございます(一部メッセージを返信出来ていない皆様へは、月曜日中に返信させて頂きますので、もう少々お待ち下さいませ。すみません・・・)。


さて、今週は2020年最初の中央G1「フェブラリーS」。
昨秋は思うような結果が残せなかったG1戦線だけに、この春に賭ける思いはひとしお。調子が上がらない2月ですが、重賞に関しては案外悪くありませんので、まずは第一弾のこのレースを決めて勢いに乗っていきたいところです。
今週はこの「フェブラリーS」を中心にブログを進めていきたいと思いますので、今週もよろしくお願い致します。

それでは、まずは「フェブラリーS」の過去5年分レースラップと3着内好走馬一覧をご覧頂きます。
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東京ダ1600mは2角奥からのスタート。最内馬は150m、大外馬は180m芝を走ってからダートコースに合流します。3角までは約600mの直線が続くため最初の3Fラップは上がりやすく、3~4角で少々緩んだ後に500mの直線を迎えるというコースレイアウト。
フェブラリーSにおいて特徴的なのは、一流のスピード馬が集まるだけにテン3Fのラップが大変上がりやすいことで、過去10年の平均ラップは34.8秒。それだけにコーナー部分で息を入れる意識が働きやすく中盤が顕著に緩みます(過去10年の中盤2F平均ラップ24.6秒)。仕掛け位置も遅くて、過去10年中9年でラスト2F目最速ですから、ちょうど直線の坂部分での加速を求められることになります。ペース判定としては過去10年中7年でハイペース。
中盤2Fに亘って緩みやすいだけに後続馬はこの地点で前に取り付きやすく、逆に先行馬にとっては前半苦労して後ろとの距離差を作ったものを中盤でそれを失うことになるわけですから、当然差し馬優位。過去10年において逃げて馬券に絡んだ馬は2011年トランセンドと2019年インティのみですが、両年共に前半3Fが35.8秒と平均より1.0秒も遅く、過去10年における最遅ラップだったことは偶然ではありません。また3角3番手以内まで広げても過去6頭しか馬券に絡んでおらず、特に前半3Fが34秒台に突入した年で馬券に絡めたのはエスポワールシチー(2回)とコパノリッキーのみ。複数回G1を勝てるほどのスピード能力を有しているか、極端に前半が緩むか、いすれかでなければ逃げ・先行馬には受難のレースと言えます。

となると中心になるのは差し馬ですが、前述通りに仕掛けが遅くなるレースですから直線で一気にペースアップするギアチェンジ力は必須。また最速地点が上り坂に位置するため、ここで加速出来るパワーも不可欠となります。
そうなると、上がり3Fで速いラップを踏める馬が好成績を挙げているのは当然で・・・
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こんな感じ。
特に注目したいのは赤枠で囲んだ部分で、上がり3F5位以下馬は複勝率でも1.8%という逆の意味で驚異的な成績。速い上がりを出す能力がなければ箸にも棒にも掛らないと考えるべきで、狙いたい馬が居る場合でも「果たしてこの馬は全メンバーの中で上位の上がり時計を出せるのか?」ということを最初に考えた方が良いかも知れません。
目安になるのは前走の上がり順位で、前走G1以外で上がり4位以下だった馬は【1-1-1-57】と大苦戦傾向。前走G1組(地方交流含む)にしても【2-0-2-20】と好走率は低いですし、馬券に絡んだ4頭中3頭は当日3人気以内に支持されていた馬ですから、ただ上がりが遅かっただけの馬は勝負にならないと言えます。

人気別成績は以下の通り
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年間2レースしかない中央ダートG1戦だけに、芝G1のようにメンバーが分散することなく集結。また紛れが比較的少ない大箱コースだけに能力上位馬が人気に応える傾向で、1・2人気馬が堅調。過去10年中8年で少なくともどちらかが連対し、9年でどちらかが馬券に絡む結果になっています。
同じ理由で大穴馬の台頭もなく、最低人気で勝ったコパノリッキーは事故扱いレベル。狙うなら5~9人気の中穴帯で、過去10年中8年で1頭以上が3着内好走しています。馬券的には1・2人気と中穴馬の組み合わせを意識したいところ。
5~9人気で馬券に絡んだ馬は9頭。9頭中7頭は前走「根岸S」「東海S」の二大前哨戦もしくはG1で3着内好走していた馬。例外の2頭は前走G1で4人気以内に支持されていた馬。先程も書いたように年間2レースしかないダートG1戦ですから、根拠もなく好走することは無いと考えて良いでしょう。

ということで少々短いですが本日は以上(ちょっと金土に負荷を掛け過ぎたので疲れました・・・)。続きはまた明日書きます。

今年は中東の大レース二つの影響もあって、昨秋にG1戦線を盛り上げた面々がこぞって不在。近年稀に見る低レベルメンバーになりました。しかも好走には注文がつく馬ばかりでかなり難解な印象。とりあえず今日書いた内容的には中心はこの馬になるでしょうか
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左回りがベストで、そもそも素質の元値が上と言う感があります

一方で危険人気馬がこの馬
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好走例のないローテ・先行脚質・前走上がり3F順位5位。データからは格好のカモになりそうです