2019初秋の北海道観光列車紀行⑰キハ183系オホーツクで札幌へ | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

旅も4日目。最終日を迎えました。

新千歳からの福岡便が早い時間しかないため、この日は実質移動のみとなります。

 

まずは旭川から札幌へ。

通常は特急カムイ・ライラックを利用するのが一般的かと思いますが、今回は数が少なくなってきたキハ183系に乗車すべく、特急オホーツク2号を利用します。

 

 

 

キハ183系はかつて北海道の特急列車の主力車両でしたが、後継の特急型車両が登場していく中で次第に運用範囲を狭め、現在では定期運用は札幌~網走間の特急オホーツク及びその区間便の特急大雪(旭川~網走間)のみとなっています。

(写真は前日の9月1日に撮影したもの)

 

乗れるときに乗っておこうということで、区間利用ではありますが札幌までの旅を楽しもうと思います。

 

 

旭川駅3番ホームにて特急オホーツク2号の到着を待ちます。

 

新旭川方よりキハ183系4両が入線してきました。

 

早速乗車します。

 

それでは、発車です。

 

 

 

まずは石狩川を渡り、神居古潭のトンネル区間に入ります。

 

せっかくなのでここで車内を見てみることにしました。

 

こちらはキロ182-504。いわゆるハイデッカーグリーン車と呼ばれる高床式構造です。

 

大きな窓が特徴。

 

車端部には現在使われていない車販スペースがありました。

このカウンターが賑わっていたころを想像するとなんだかちょっと寂しい気持ちになります。

 

こちらは普通車。

 

JR北海道の特急としては珍しく後方展望も楽しめます。

 

それでは、自席に戻ります。

 

ちょうどその頃、列車は深川に到着しました。

留萌本線のキハ54が見えます。

 

 

発車すると留萌本線が別れていきます。

 

車窓には石狩平野が広がります。

いい天気なので遠くまで見渡すことができますね。

 

滝川に停車。

 

平野の風景の中を走り、大きな駅が見えてきました。

岩見沢です。

2日前は大変だったようですが…

 

岩見沢を発車すると列車の車窓には住宅地が広がるようになります。

 

 

 

 

キハ183が多数止まっているのが見えるのは苗穂運転所。

 

遠くに引退したニセコエクスプレスの先頭車(キハ183-5001)が見えました。これは保存になるようです。

 

高架区間に入り、まもなく終点・札幌に到着しました。

 

ハイデッカーグリーン車を外から。よく目立ちます。

 

旭川からは約1時間30分。網走からだと5時間以上かかる特急オホーツク。

いつかは全区間乗車したいものです。

 

 

札幌からは快速エアポート114号で新千歳空港へ。

 

今度はちゃんとuシートです(笑)

 

 

自由席車は混雑していましたが、uシートで快適な旅を…。

 

列車は途中メグちゃん駅として名高い恵み野を通過。

 

南千歳を過ぎて地下トンネルに入ります。

 

12:12、終点・新千歳空港に到着しました。

 

それでは、次回はいよいよ最終回。新千歳空港と帰りに搭乗した飛行機をご紹介します。

 

★乗車データ

72D 特急オホーツク2号札幌行き 旭川(9:47)→札幌(11:18) キハ183-1552+キハ182-510+キロ182-504+キハ183-1506
3892M 快速エアポート114号 新千歳空港行き 札幌(11:35)→新千歳空港(12:12) 733系 B-3202編成
※9月2日乗車