2019道北・利礼紀行⑫日本最北のロープウェイで空中散歩 | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

旅は4日目。ついに最終日です。

 

朝食はバイキング形式でした。

 

さて、本日はまず層雲峡の裏手にある黒岳に向かいます。

 

貸切バスで数分、大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイの山麓駅にやってきました。

大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイは1967年に営業開始。

標高670mの山麓駅と標高1300mの黒岳駅(五合目)を7分で結んでいます。

普通索道では日本最北のものだそうです(2006年3月31日までは稚内公園ロープウェイが最北)。

 

8:00の発車までしばらく待機します。

 

しばらくすると改札が始まり、ホームへ。

 

青色のゴンドラが止まっていました。

 

同じツアー客が大量に乗り込む中、層雲峡側の窓を確保。

 

8:00、出発です。

 

さっそく眼下に層雲峡温泉の景色が広がってきました。

 

高度を上げるにつれて後ろの山々もその姿を現します。

 

景色を眺めているとあっという間に黒岳駅に到着しました。

 

ここからは遊歩道に沿って歩いていきます。

この看板にも書いてある「カムイミンタラ」とはアイヌ語で大雪山を指す言葉。「神々の遊ぶ庭」という意味だそうです。

 

このように多少上り坂ですが問題ない程度。

 

林の中を歩いていくのは気持ちいいのですが、ここでこんな看板が。

「あなたは、今、ヒグマの生息する地域に、一歩を踏み入れました」

 

出会いたくないものです…

 

少し歩くとリフトの乗り場に着きました。

「黒岳ペアリフト」というこのリフトで7合目まで向かいます。

 

約15分のリフトの旅。

周りの景色を楽しみながらゆっくりと登ります。

 

少し色づいている木もありました。

大雪山は日本一早く紅葉が見られる山。すでに秋の装いを見せています。

 

前方には黒岳の山頂が見えています。

こちらもすでに山肌が赤く色づいていますね。

 

景色を楽しんでいるうちに、終点の七合目に到着しました。

 

黒岳七合目、標高1520m。ここから黒岳山頂までは1時間30分程度で着くことができますが、今回はパス。

 

展望台から景色を眺めます。

少し雲に隠れていますが朝陽山やニセイカウシュッペ山など北大雪の山々を見渡すことができました。

 

ゆっくり眺めていたいところですが、集合時刻があるのでそろそろ帰ります。

 

帰りは北大雪連峰を正面に見ながら下っていきます。

 

 

 

なんとか9:00発のロープウェイに間に合いました。

 

ロープウェイでも引き続き雄大な山の景色を楽しみつつ、山麓駅に戻ってきました。

 

これで今回予定されていた観光は全て終了。

次回は新千歳空港へと向かいます。