阪神タイガースブログ ラテンアメリカの虎

ラテンアメリカ某国在住、虎キチ歴35年。梅雨時期には来年のことを考え始める癖が抜けない弱気な阪神ファンのブログです

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見えない将来構成

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打てないですね~。チャンスはなくはなかった。2回の一死一塁三塁、一死6回の一死満塁、9回の一死三塁、いずれも得点とならず。。。大山・中谷そして糸原までも何もできませんでした。もう本当にいつまで41歳の福留と37歳の糸井に頼ってるんだという状況です。

阪神は6回リード時の勝率が35勝1分で10割というとんでもない数字を叩き出しているのですが、逆に終盤逆転した試合が7試合しかないと、やはり打線がお荷物になっています。

一番の原因はロサリオが当たっていなかったこともあるのですが、やはり若手の成長の遅さでしょう。ここにきてようやく糸原・北條のリードオフマンが嵌り、ロサリオが怖い打者になりつつある中、6番/7番で若手打者を試すことができる絶好の形となっています。

主に、三塁は陽川・大山、中堅は中谷がここのところ出場していますが、特に今日の中谷と大山の打撃内容は最低限すらできず悲惨なものでした。

もうなにか好機で回ってくることが彼らにとって見てピンチにしか見えないんですよね。この前は中谷が右方向に三塁打を打ちましたが、きっちりと形ができた右打ちというよりは、たまたまのようにしか見えませんでした。大山も走者がいない場面ではよいバッティングを見せる場面もありますが、チャンスではさっぱりの打撃内容。

何が原因なのかは計り知れませんが、やはり打席で考えすぎのように思います。中谷の三塁打のときは右打ちのサインが出ていたようですが、本当に頭と体が一致していたのかなと。

即ち、指示をそのまま鵜呑みにしているだけで、本当に考えたバッティングができているのか。結果ばかり残そうとして相手に見透かされ、中途半端な打撃になっていないのか。

掛布二軍監督が自主性を重視していたのですが、若手の打撃をみていると何か思い切ってやる、自分の実力を出し切るという雰囲気がまったく見えず、失敗ばかり恐れて打席に入っているようにしか見えません。それが、チャンスでのプレッシャーとなり、打撃が中途半端なものになってしまう感じですかね。

以前の記事で若い選手は経験がないのである程度首脳陣から方向性を示させることが大事、掛布二軍監督の言うことはもっともだが、ある程度実力がついてきてからの話ということを述べましたが、今の状況を見ていると首脳陣の指示の方向性、そして若手選手の受け止め方両方ともに問題があるように思います。

 

正直、管理人は今年の優勝は諦めています。CSも別に行かなくてよいです。ただ、メッセが日本人となり、糸井・福留・球児・能見らベテランにまだ余力のある来年の優勝に向けた整備を進めてほしいんですよね。その為には課題は二人主軸となれる野手が出てきてくれること。北條・糸原は頼もしい限りなのですが、主軸ではないので、三塁であれば大山・陽川、外野であれば中谷、そして高山の4人のうち一人はクリーンアップに、一人は下位でもいいので、来年への期待を見せてくれないと、またF/A頼みのチーム編成になってしまい、チームとしての長期ビジョンでの成長に繋がりません。

また、糸井・福留が衰えてしまえば、中軸をベテランに任せている間に若手を下位打線で育てるというプランが成り立たなくなり、暗黒時代のしょうもない打線の再現すら見えてきてしまう状況です。

ヤクルト/山田哲、広島/鈴木誠、横浜/筒香、巨人/岡本、中日/平田、等、各球団しっかりと主軸となる打者が芽を出してきている中でなんで阪神だけ出てこないのかと・・・

 

その原因のひとつはプレッシャーのかかりすぎということはあると思うんですよね。当然主軸打者になってもらうにはプレッシャーに打ち克ってもらわないと困るのですが、先述したとおり、指示なのか自分の頭で理解していないのか、好機を自分がお金を稼ぐための好機と捉えず、ピンチと捕らえてしまう打者がなんとも多いこと。

高山なんかルーキーイヤーは変態打ちで無茶苦茶チャンスに強かったのに、打撃改造であのザマです。

 

阪神という球団は巨人と並んで、旧態依然とした球団体質、マスコミへの露出も多いしファンが見る目も厳しいので、どうしても勝負をしていく上で、保守的な選択をとることが多いと思うのですが、ここは糸井・福留・ロサリオがどうにか機能しているうちに、各若手打者に自分で考えて、即ちあまりサインやチーム打撃に囚われすぎずに、打席に向かう機会をもう少し設けてあげた方がいいのではないかと思ってしまいます。

 

なにか頭の中が「失敗しない」ことで一杯になってしまい、「ヒーローになる」という気持ちが薄れているように感じてしまいます。

 

選手・首脳陣とも一生懸命やっていることは百も承知であり、上記の意見はあくまで印象にしか過ぎないのですが、もし「失敗しない」ことがチームの雰囲気としてあるのであれば、それを払拭するようなチーム方針の指示の仕方もあるのではないのかなと。F/大田がトレードで移籍をしてブレークしたように、やはりどういう気持ちで打席に臨むかというのは結果を残す上で非常に重要だと思うので、ぜひ雰囲気が変わるようなチーム方向を示してほしいところです。

 

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