LINE社長がPayPayの20%還元キャンペーンにコメント。LINE PayとPayPayの機能を比較してみた

LINE PayとPayPayを比較
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先日、QRコードを使ったスマホ決済サービス「LINE Pay」を提供しているLINEの出澤社長がLINE Payのライバルであり話題となっている「PayPay」の20%還元キャンペーンについて言及しました。

スマホ決済サービスでPayPayに先行しているLINE PayですがPayPayを驚異に感じ強烈にライバル視しているのかと思いきや、LINEが戦っているのはPayPayではなく”現金”であり、今の不便さを一緒に変えていきたいとコメントしました。

LINEの出澤社長はPayPayの20%還元キャンペーンによってむしろQRコード決済が盛り上がると感じているようでPayPayのキャンペーンに対しては肯定的なようです。

LINE Payもスマホ決済サービスで日本の先を行く中国の「WeChat Pay」との連携を発表し、インバウンド需要を取り込んで加盟店の拡大に取り組んでいます。

様々な企業がQRコード決済サービスを提供していますが、その中でも本命中の本命ともいえるLINE PayとPayPay、このふたつのサービスを比較してみたいと思います。

目次

還元率を比較するとPayPayが圧勝

まずはユーザーが最も気になることのひとつである還元率を比較してみます。

LINE Payは利用状況に応じて還元率は0.5%〜2%に変動しますが、コード決済については3%分のポイントを上乗せするキャンペーンを2019年7月まで実施しているため、還元率は3.5%〜5%となります。

一方のPayPayは2018年11月22日に「100億円あげちゃうキャンペーン」という強烈なキャンペーンをぶち上げました。来年3月もしくは還元額が100億円に達するまでの期間限定キャンペーンですが、なんとその還元率は驚異の20%となります。しかも毎月最大で50,000円までキャッシュバックされるため、まとまった買い物で威力を発揮しそうです。

さらにPayPayのキャンペーンでは抽選で40回に1回の確率で支払額の全額がキャッシュバック(最大10万円)されるという100%還元も実施されます。なお、抽選確率はYahoo!プレミアム会員であれば20回に1回、ソフトバンクやワイモバイルユーザーであれば10回に1回となり、100%還元の確率が高くなります。

PayPayは本来の還元率は0.5%なのですが「100億円あげちゃうキャンペーン」期間中の還元率はPayPayが圧勝です。

PayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」の詳細は以下の記事で説明してあります。
PayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」が強烈すぎる!還元率20%で毎月最大5万円がキャッシュバック!

LINE Payは非接触決済が可能

非接触決済(非接触型決済)とはスマホをかざして決済する方法ですが、Android端末限定になりますがLINE PayはQUICPayに対応することによって非接触決済も可能となりました。

これによって全国に約72万ヶ所あるQUICPayの加盟店でもLINE Payが使えることになりました。

LINE PayはQUICPayに対応

一方、PayPayはあくまでもQRコード決済にこだわっており、非接触決済には対応する予定もないとのことです。

いちいちアプリでQRコードを表示しなければならないQRコード決済よりも、スマホをかざすだけの非接触決済の方が使い勝手がいいのは間違いないので、決済方法に選択肢があるLINE Payの方がありがたいですね。

LINE Payはプリペイドカードでの決済も可能

PayPayはQRコード決済だけですが、LINE Payは非接触決済に対応しているだけでなく、物理的なカードとしてプリペイドカード「LINE Payカード」を作って決済することもできます。

LINE PayカードはJCBと提携のプリペイドカードのため、ネットショッピングはもちろんコンビニやスーパーなど国内外のJCB加盟店約3,300万店舗で利用することができます。

LINE Payカードの種類

ちなみにこのLINE Payカード、以前はカードの利用100円ごとに2ポイント貰えるありがたいカードでした。

LINE Payは公共料金や税金の支払いが可能

LINE Payでは電気料金などの公共料金の請求書に記載されているバーコードをLINE Payのバーコードリーダーで読み込むことによってLINE Pay残高で支払うことができます。

一方のPayPayですが、今のところ公共料金の支払いには対応していません。

友だちへの送金(割り勘)はLINE Pay、PayPayともに可能

LINE Payではアプリで送金したい友だちを選択して簡単に割り勘(送金)することができます。

LINE Payで友だちに送金して割り勘

PayPayには当初この機能はありませんでしたが、2018年11月21日に新機能についてリリースがあり、PayPayアプリで友だちのマイコードをスキャンするか、友だちの電話番号を入力することによってPayPayでも友だちに送金することができるようになりました。

PayPayの地図上に加盟店を表示する機能はとても便利

PayPayのアプリには地図上に加盟店を表示してくれるとても便利な機能があります。

PayPayは地図で加盟店の検索ができる

しかもアイコンをタップすると加盟店の名前、住所、営業時間、電話番号といった情報も確認することができます。GPSにも対応しているので近くにPayPay加盟店があるか探したいときなどに威力を発揮してくれます。

LINE Payにはない機能なので、ぜひLINE Payにも実装してもらいたいものです。

LINE PayとPayPayの比較まとめ

LINE PayとPaPayの比較を表にまとめてみました。

LINE PayPayPay
還元率3.5%〜5.0%20%
非接触決済○(Androidのみ)
プリペイドカード
公共料金の支払い
友だちへの送金
地図上に加盟店表示

LINE Pay、PayPayともに特徴がありますが非接触決済やプリペイドカードでの決済もできるLINE Payの方が使い勝手で格段に優っています。

ですがPayPayの100億円あげちゃうキャンペーンが強烈なので、キャンペーン期間中はPayPay一択ですね。

LINE PayとPayPayを比較

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