自己紹介


はじめまして。近藤紀文と申します。
当ブログにご訪問頂き、ありがとうございます。

このブログでは演奏会(ライブやコンサート)参加の履歴や
日常生活で思ったことについて、様々な視点で書いていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。


2020年2月22日土曜日

芸術情報研究所の課外活動

芸術情報研究所・近藤です。
明日23日13:30
県民ホール小ホール集合現地実験の最終留意
事項です。

1 駐車場
ホール北側の県営駐車場は料金が高い上に、
早めに行かないと混み合います。(区画数は十分に有りますが。)
ホール東側に何箇所か500円で一日置き放題のチケットパークが有ります。
早めに行って、こちらを狙う方がお得です。

2 演奏時間
前半のドボルザーク・チェロ協奏曲は約40分、
後半のブルックナー交響曲4番は皆様ご存知のとおり1時間超です。
そこで、
 ① 前半、後半ともに中途退場はできません。
必ず、トイレには行っておいて下さい。
 ② どちらの曲も楽章の間の切れ目がありますが、
このときは曲は終わっていないので拍手はしないのが原則です。
で、このときにぜひお願いしたいのは
  Ⅰ せきをするならこのときに
  Ⅱ のどあめを口に入れるならこのときに

3 咳の問題
これは必ずと言っていいほど年配女性なんですが、咳が出そうになると曲の途中
でもかまわずビニールのガサガサ音を立ててのど飴を口に入れる人がいます。
この音は、マイク・PAを使わないナマ演奏が原則のクラシックでは
人が思っているよりも相当に周囲にはうるさいです。まさに迷惑行為です。

それよりは、遠慮がちにでもせきをする方がましです。
現に、クラシックのライブ録音では曲の途中に咳が入っているのはいくらでもあります。気にすることはありません。

また、クラシックのコンサートが初めての人は、ハンで押したように、
咳がうるさく聞こえたと言いますが、自然現象と思って慣れればこれは
何ともありません。それよりも楽章の間の拍手とか、のど飴のガサガサ音、
最悪(と言うより、あってはならないことの最たるものですが)幼児の叫び声のほうが
はるかにうるさいです。
これがマイク・PAを使うポピュラー曲との大きな違いでもあります。

4 居眠りは問題なしですが、いびきはご勘弁を、です。
私でもこれは自分自身が結構こわい。自分では分かりませんから。
もしいびきをかき出したら、起こして下さい。

次に実験としてこれに注意して視聴し欲しいという点を列挙しておきます。
詳細は明日会場で申し上げます。

5 コントラバス(ウッドベース)の音
コントラバスを数本並べるオーケストラのナマの低音は、
わが自慢のシステムでも再生し難いものがあります。

6 第一ヴァイオリンが優劣を分ける。
ボウイング(弓使い)の統一性、有って欲しくないことですが
チューニングが揃っていないときのネコの叫びを聴くような不快感。
視覚的にも影響が大きいパートです。

7 ティンパニの音
これは、奏法、音質によっては曲のイメージが、がらりと変わります。


留意事項
曲が(完全に、指揮者が腕を下ろして以降)終わって高揚したときに出す
ブラボーのことを知っておいて下さい。
ブラボーはもともとイタリア語で「ブラーボ」と発音するのが正解ですが、
フランス人は「ブラボー」と発音するのを何度か経験しました。

これはどちらが正解とも言えないのですが、共通する留意点として、
男性単独に向ける場合は、「ブラーボ」
女性単独に向ける場合は、「ブラーバ」
これは、マリオとマリアの違いと思えば覚えやすいです。

複数の場合がややこしい。
男性が1人でもいる場合の複数に向けては「ブラービ」
女性ばかりの複数に向けては「ブラーベ」

で、今回の前半ドボルザークのチェロ協奏曲の場合
チェロのソリスト宮田大に対してする場合は「ブラーボ」
指揮者は女性ですから「ブラーバ」
オーケストラ又は出演者全員に対して出す場合は「ブラービ」となります。

通がこれをどう使い分けて出すかは結構面白い見ものですね。

さらに最上級のワザとして、
アンコールを求める場合
「アンコール」と叫ぶよりも
「ビス ビス(bis bis)」
と叫ぶのが王道らしいです。

これはフランス語の辞書にも載っていました。
前半のチェロのソリスト宮田大は、これに応えて興が乗れば1曲くらいはアンコール
をやる可能性大です。これをやらせるのも通のワザでしょうね。

以上、お読みいただきありがとうございました。
当日も、チケット配布時又は着席後口頭で留意事項は申し上げます。

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