まさか日本でカルチャーショックを!

日本で技術者→中国広東省にて日本語教師→日本で技術者復帰→技術者+?
旧題名:まさか私が日本語教師に!(NO.3)

Only one

2018-12-03 18:23:17 | 授業全般(日本語)
12月1日は土曜出勤。
本日12月3日(月)は11月23日の勤労感謝の日に出勤したための振替休日。
本来は11月の祝日を出勤にし、本日は一昨日の土曜出勤の代休としたほうが私も会社も楽だし、読むみなさまも頭を悩ませなくて済むかと思う。

だがそこには大人の事情もあり・・・。

こんな細かいことを書かなくても、ブログネタはあるし、細かく記すと自分の正体もばれ易い。

それでも記すのは古くからの読者様の期待を裏切らないためでもある。


さて昨日日曜日はある神社にお守りを納めに行った。
今月下旬にならないと、平成30年度日本語教育能力検定試験の結果はわからない。
(今回は試験に熱中するために、問題用紙にはまったく答えを残していないので、解答速報も見ていない。)

だが結果が悪かろうが良かろうが、忙しい年末に行けるような場所でもない。

ただお願いで行ったときも、昨日も神社に歓迎されていたような出来事があった。


日本語教師の道に足を踏み入れてから、特に中国での日本語教師を終えて帰国したときから、折に触れて感じる。
「俺って守られているのだなぁ」と。

世間一般と同じであり、私の人生も決していいことばかりではない。
だが振り返ると、上述どおり守られていることを実感する。



しつこいようだが、早ければ来年4月から通うオフィスが変わるであろう。
会社がどこのどんな仕事に移動させるのかはわからない。
ただ言えることは、今より通勤時間がかからない場所、もしくは私の外国人に対するいくつかの能力がかかわってくるところだと思う。

そして所属している会社から、自分が持つ技術的な分野が関係するに違いない。

ただ私は私で他の保険も探している。
本日は一日あちこち調査に出かけている。
朝起きたときに風邪の症状を感じたにもかかわらず。


大人の事情。
今の仕事はある種の機密性もある。

今の仕事。
それは自分の持つ能力がとても活かせるもの。
そこに文句などない。

ただ通勤時間がかかることと、自分の持つ他の能力が活かせないことがマイナス要因。

おそらくこの先どんな仕事をしても、これほど和気あいあいと仕事ができる職場には巡り会わない可能性のほうが高いであろう。

ただこのまま同じことをしていても、能力はあまり伸びないであろう。
その原因はおそらく忙しさ。

忙しいことが悪いわけではない。
仕事がないよりはましであるし、何よりも世界のためになっている。

しかし、他は私に与えられた使命というものを考えたときに、「それでは不足」だと思うのである。

多くの方は楽をして生きたいと思うであろう。
当然私もそのひとり。

だがそれでは世界中の人々の役には立てない。


本日の午後から頭の中で『世界に一つだけの花』が流れている。
午後にスマホで槙原敬之氏がこの作品を作ったときのエピソードを読んで、泣きそうになった。

実はこの歌は中国での日本語教師2年目のとき、赴任して1か月後から受け持った高校生の年齢のクラスから、誕生日のお祝いをしていただいたときに、流れていたもの。

「先生が好きな歌だから」と学生たちは言っていたが、おそらく彼、彼女たちが気に入ったに違いない。

朝職員室を出るときに、高校生の年なのに、中学生のような顔をした美少女の学生から足止めをされた。
その学生なら間違いなくわかっているであろう質問で。
その時「おそらくサプライズでの俺の誕生日祝いの準備中なのであろう」とわかった。

わかっていた。
しつこいようだがわかっていた。
わかっていたのに、教室に入り、その歌を聴いた途端に涙が止まらなくなった。


私の人生は一般の方々とは違う。
それを羨ましがる方も多いのだが、私自身はそれで落ち込むことも多い。

だがしかし、ある意味私は選ばれた人間なのだと思う。

「No.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one」
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