30代のスキンケア

美白化粧品の選び方は?どの美白成分を使ったら良いの?

美白したい!と思って美白化粧品を買おうと思っても‥たくさんありすぎ!!

どれを選んで良いかわからない!!

という方はこの記事を参考にしてみてください。

ポイントはシミの出来るメカニズムにあります。

美白成分はたくさんありますが、その違いをざっくり言うと、シミが出来る工程で何に働きかけるかが、美白成分の違いとなります。

シミが出来るメカニズムとは

シミが出来る原因はたくさん考えられますが、一般的に「シミ」と言われている老人性色素班の大きな要因は「紫外線」です。

美白化粧品の大半は、紫外線を浴びることによって作られるメラニンを阻害するものですが、その働き方に違いがあります。

それは、シミが出来るどの工程で働きかけるか、ということ。

ちょっとマニアックなので意味不明な方はかるーく流してみてください。理解しなくて大丈夫なので‥。

シミが出来る工程

①紫外線などの刺激によってケラチノサイト(表皮細胞)が活性化して情報伝達物質を出す。

②情報伝達物質を受け取ったメラノサイトがメラニンを作り始める(メラノサイトの中にあるチロシンというアミノ酸が、チロシナーゼという酵素の働きで徐々にメラニンに変化する)

③メラニンがメラノサイトで成熟する

④メラニンが表面に押し上げられ排出される

このような過程でシミが出来ますが、健康で正常な肌ならばメラニンは排出されて垢として剥がれ落ちるのでシミになることはありません。

しかし、なんらかの要因で排出がうまくいかずに肌にメラニンがとどまってしまうとシミという形で現れるのです。

シミが出来る工程に働きかける美白成分

シミが出来るメカニズムはなんとなくわかりましたか?

この辺はわからなくても大丈夫なのですが、美白成分を選ぶために必要な知識なので、そいういうもんなんだーとくらいに思っておいてください。

で、ここからが大事。

問題は、どこに働きかける成分を選ぶか、ということ。

①紫外線などの刺激によってケラチノサイト(表皮細胞)が活性化して情報伝達物質を出す。

⇒この情報伝達物質がメラニンを作れ!と指令するんです。じゃ、この指令止めちゃえば良いじゃん?

この役割をする美白成分‥m-トラネキサム酸、カモミラETなど

②情報伝達物質を受け取ったメラノサイトがメラニンを作り始める(メラノサイトの中にあるチロシンというアミノ酸が、チロシナーゼという酵素の働きで徐々にメラニンに変化する)

⇒チロシナーゼがチロシンをメラニンに変化させるので、チロシナーゼの働きを妨害すれば良いんじゃん?

この役割をする美白成分‥アルブチン、コウジ酸、エラグ酸、ルシノール、ビタミンC誘導体、4MSKなど

⇒チロシンがメラニンに酸化して黒くなっていくので、メラニンを還元してあげれば良いんじゃん?

この役割をする美白成分‥ビタミンC誘導体

③メラニンがメラノサイトで成熟する

メラニンが成熟するのを妨害すれば良いんじゃん?

この役割をする美白成分‥マグノリグナン、リノール酸Sなど

④メラニンが表面に押し上げられ排出される

メラニンの排出を手伝ってあげれば良いんじゃん?

この役割をする美白成分‥エナジ―シグナルAMP、プルーン分解物質(スモモ)など

***

厳密にいえば重複する働きの成分もありますが、だいたいこんな感じです。

同じ美白成分といっても、こんな働き方の違いがあるって知ってましたか?

で、結局どの成分を使ったら良い?

というのが一番の問題!!

個人によって相性があるので、この成分が一番良いとは言えないのです‥。これが最強に話をやっかいにする‥!

方法としては、ひとつずつ違う役割の成分を試してみる、ということになりますが、それは現実的ではないですよね。

もし、今まで使った美白化粧品で、コレ良いんだよね、と思うものがあれば、その全成分を確認して、美白の有用成分は何かをチェックしてください。

反対に、コレいまいち、と思うものも同じ。どの成分がダメなのかを確認してみてください。

その際、シミが消えたとかではなく、くすみが抜けたかなどを目安にすれば良いかと。

そうやって自分には何が合っているのかを普段からチェックしておくことが重要です。

でもそれも、美白だけの成分が入っているワケではないし、どの成分が良いと感じるのかって自分ではわかりづらいですよね。

そこで私のおススメの方法は、工程を網羅する美白化粧品を使うこと。

役割が違う有用成分がたくさん入っていれば、それだけヒットする確率も上がりますよね?

あとは、美白は刺激になることもあるので、刺激を感じる美白化粧品はNG。その刺激でシミが増えるということもあるんです。

と同時に保湿出来るものがベスト。どんなに美白しても肌が乾燥していては有用成分のパワーが半減してしまいます。

まとめ

美白化粧品の選び方は、役割の違う美白の有用成分が含まれたものを使うべし!!

美容液だけで合うものがない、という方は化粧水で違う役割をするものを選んで、ラインで考えると選びやすいと思います。

例えば化粧水でビタミンC誘導体入りのもの、美容液でトラネキサム酸入りのものを使う、など。

相性バッチリの美白化粧品を探すことは大変ですが、その努力が10年後のあなたの綺麗を作ってくれるので、頑張ってくださいね♪

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