LA Babyブログでも何度か取り上げた
世界初のHIV克服患者が末期がんを患っていることがわかりました。
不治の病と言われていたHIVを
エリートコントローラーと呼ばれるHIVに感染しない人から
造血幹細胞移植をおこなった結果、HIVが消えた人です。
ベルリンに留学していたアメリカの学生でしたが
ベルリンで治療をしていたので「ベルリンの患者」として大きなニュースになりました。
アメリカでの卵子提供プログラムの規定が厳しくなり
世界でも評価されているのは
1990年代にHIV/エイズが世界で広がったのがきっかけです。
HIV/エイズ拡大の脅威でこれから生まれてくる子供たちを心配し
卵子提供プログラムの規定が厳しくなりました。
結果、世界でも信頼できる規定へと繋がりました。
こういった経緯もあり、HIVに関する情報は私たちもとても敏感です。
昨年、ロンドンで同じ治療法でHIV感染を完治した2人目のケースがあり
今年、「ロンドンの患者」として身元を公表しています。
ベルリンの患者は末期がんになりましたが
不治の病を治した患者です。
世の中、「不治の病」とか「末期」なんて存在しないと思っています。
言葉を変えた方が良いです。
どんな状況でも奇跡もあり、希望はあると信じています。
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