ラ・フランスの皮の剥き方/ク〇先輩たち | miss りんこの小さな厨。

miss りんこの小さな厨。

すし屋で料理人をしています。まぬけな日常を買ったばかりのデジイチ画像と共に元気に発信しています!

おはようございシャス。

店の予約台帳を見てみると
12月はかなりご予約が多く
1月の前半まで
忙しくさせて頂けそうです。

寿司屋の旦那さんが心臓の手術をして以来
店に直接予約をしに来てくれる
お客さんが多くなりました。

元気なのか、
予約していいのか、
心配して下さっているようです。
ありがたいです。

昨日は生ちらし30個の出前。
「ラ・フランスをおまけしてやんな。」
つーことでセッセと皮むき。

 
旦那さんのまかないにもおまけしてやったわい。
気が抜けてたのか
手を抜いたのかガタガタだね。



丁度30人分とまかない分あっていがった。


ラ・フランスと言いますか
この手の果物は
大抵角を付けて皮を剥きます。



お客さん用なのでさすがに真面目に
ツルッと一気に剥いてます。

こちらは8等分にカットしているので
何なら一発で剥けるんですが
角を付ける為に2面を取ります。
8等分した大きさの物を2面で皮むきするって
意外と神経使う。

【ラ・フランスの皮の剥き方】

・ロスを少なく
・ガタガタせずに一気に2面取りで角を付ける。
 そして、もうひとつ
・少しだけ皮の色味を残してあげる。

リンゴなんかも
少しだけ赤をだしてあげると可愛いよ。

これは、
遠い昔にバイト先で教えてもらった
果物の皮の剥き方なんですわ。

カクテルバーがある店の
「角付けてむくんだよ!センスねえなー!」
「お前ナイフ持った事ねえのかよ」
という素敵な教えと、

割烹料理屋の時の
「何やってんだよ!色味を残して剥くんだよ!」
「お前田舎もんか?」
と言うね、
ありがたい教えの合わせ技です。


どちらもホール担当でバイトしていたんですが
超絶忙しくなるとなぜかオラが
厨房に引っ張られて手伝わされるんです。

パニさんになってからは
裏方の仕事をするようになったんで(今もだけど)
なんで怒られてんの?とか思っていた
あの頃の経験が見事実を結んでいます。

そしてけっこーそういう事が多いんだ。
まるで、その数年後パニさんに
なることを暗示されたかのように。
パニになっても大丈夫!
人前に出なくてもやれるよ!
的に、オラの厨房経験は豊富過ぎてる。

ホールのバイトだっちゅーのに
ほんと貴重な体験させてもらったよね。

今思うとホントにありがたい。
クソ先輩たちのおかげです。
心から感謝。

あ、
クソ先輩たちね、
普段は普通に優しいんだけど
忙しいとぶっ飛ばしたくなるくらい
口が悪くなるんだ。



ひとつぽちりとお願いシャス!
いつもサーセン、ありがとう。


さて、そろそろ休憩終わりです。

ほいではねー。
missりんこ。