中野山草園の山野草日記

11.3日はIHSの主催する雪割草の植栽の日でした。今年は車がなくて参加は見合わせました。

雪割草の花 3/30

2020年03月30日 | 雪割草

  昨日とは違って、朝から晴れモードです。10時時ころまで葉切りを行い、あとは写真撮影で一日終わりました。

 ハウスの脇の崖に生えているアケビの新芽が伸び始めました。この芽の事を小千谷、いや魚沼地方では「木の芽」と呼びます。この新芽を摘んでさっとゆでてお浸しで食べます。これが珍味なんですが、今年は雪が積もらなかったんで苦味が強くて、いつものように美味しくなさそうです。というのは、フキノトウを半月ほど前に味噌で和えて食べたり、天ぷらにして食べたのですが、いつもとは違う味でした。

 小雪の年の山菜は一度にぱっと生えて、たちまち終わってしまいます。

 紫の白覆輪で二段咲の「カナ」です。まだ咲きだしたばかりで二段弁が伸びてこないので、標準花のようですがこれから二段弁が伸びてきます。

 当園作出の緑花系の三段です。「陽春」と呼んでいます。夢春の血が入っているので作上りをすれば花がもっと大きくなってくると思います。

 紫ではなく、青でもない実物の色がデジカメでは出せません。そんな色の日輪咲です。

 赤い標準花のように見えますが、♂親は「紅スダレ」を使って、私の花赤の地合・白覆輪の「はぢらい」と交配して赤い地合い咲を作ろうと思ったのですが、簡単には出来ないようです。

  もう4月になります。雪割草の花シリーズも明日で今年は終わりにする予定です。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雪割草の花 3/29 | トップ | 雪割草の花 3/31(2020年度... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雪割草」カテゴリの最新記事