ゲームセンターCX#285「MOTHER2」(2日目)の感想
挑戦ソフト:『MOTHER2 ギーグの逆襲』(GBA版)
元々は1994年8月27日に任天堂より発売されたスーパーファミコン用のコンピュータRPGで前作に続きコピーライターの糸井重里さんがゲームデザインとシナリオを手掛けた名作ソフトです。キャッチコピーは「大人も子供も、おねーさんも。」。木村拓哉さんを起用したテレビCMは当時、大きな話題になりました。
ちなみに2019年現在SFC版は3DS、WiiUのバーチャルコンソールで配信中です。
今回挑戦に使ったゲームボーイアドバンス版リメイクは2003年6月20日に前作『MOTHER』と同時収録した『MOTHER1+2』として発売されました。内容はSFC版との大差はないもののハードの性能ゆえBGMや効果音が劣化しています。なお、今回の挑戦はゲームキューブとゲームボーイプレイヤーを使用しての挑戦となりました。
ストーリー
イーグルランドの地方都市オネットのある家では、主人公の少年が家族と暮らしていた。そして少年の家の隣には、同年代の少年ポーキー・ミンチとその家族が住んでいた。ある日の夜、少年の家の裏山に隕石が落下した。隕石を見に行ったきり行方不明になったポーキーの弟・ピッキーの捜索のため少年はポーキーと共に裏山へ向かうのだった。その夜の出来事で地球の危機を知った少年は翌朝、家族に別れを告げ、地球の未来のために冒険の旅へ出発するのだった。
MOTHER2 ギーグの逆襲 プレイ映像(映像はGBA版ではなくSFC版の3DSバーチャルコンソールです)
主にアメリカを舞台としていた前作と比べ、アメリカを彷彿させる「イーグルランド」を中心に、エジプやアマゾンを彷彿とさせる砂漠や魔境、広大な地底大陸など、冒険の舞台は世界規模にまで広がっているのも大きな特徴です。
また作中では様々なパロディネタが用いられており、ブルース・ブラザーズに良く似たバンド”トンズラブラザーズ”や、ビートルズの『イエロー・サブマリン』を意識したような”黄色いサブマリン”などの洋楽ネタに加え、糸井さんが協会会長を務めるモノポリーや当時のテレビ番組の中で糸井さんが行っていた徳川埋蔵金発掘企画についてもネタにしています。
ゲーム中には埋蔵金を堀るショージ・モッチーが登場します。モデルになったのは埋蔵金発掘プロジェクトにおいて糸井さんと共同で作業にあたった建設会社の会長さんです。
それはさておき、前回の放送にてパーティキャラをふざけた名前に設定したために終始しまりがなく、物語の大事なシーンが台無し(笑)になってしまい挑戦中も後悔のあまりボヤく課長(全部、ご自分が悪いのですが・・・)。
主人公の名前が”ちん○ん”以下ご覧のとおりの名前です。ふざけ過ぎですね~。
ちなみに”ち○ちん”は「おまかせ」コマンドから予めいくつか設定された名前の一つで、下半身のことではなく犬のしつけの方の言葉です。
それから挑戦ソフトがRPGゆえにゲーム進行が遅く、前回の放送ではようやく3人目の仲間と合流した有野課長。はてさて今回こそはエンディングまで辿りつけたのでしょうか?
感想
前回同様、挑戦ソフトがRPGということでどうしてもプレイのダイジェスト映像になってしまうので挑戦としては物足りない内容になっていますね~。
ただ今回は糸井重里さんがゲストで登場し課長との対談が実現!
『MOTHER』シリーズの製作に至る秘話や任天堂の宮本さんや岩田さんとのエピソード等がいろいろ聞けてシリーズのファンとしては大変興味深い回でしたねぇ。
対談エピソードの中でワタクシが一番面白かったのは、糸井さんがつまんないと思って遊ばずにいたドラクエ(1)を雨の日の暇潰しにたまたま遊んだら、めちゃくちゃハマってRPG作りたくなったという話ですね~。
「ドラクエは偉大!」と思わせてくれるエピソードでした。
この他にもいろいろ興味深い話が聞けて『MOTHER』シリーズファン必見の回でしたね。
ワタクシが選ぶ今回の名シーン&名言
遅い進行ながら順調にゲームを進める課長は”どせいさん”の住む村に辿り着きます。そこでどせいさんから振る舞われたコーヒーを飲むと、これまでの冒険を振り返るメッセージが流れます。
糸井さんから主人公たちに向けて感動的なメッセージ・・・のハズが主人公たちの名前がふざけているので台無しになってしまいます。
こんな名前にしたばっかりに「ちんちん・・・きみがこの長く曲がりくねった」とメッセージが流れ始めてしまいます。
課長もずいぶん後悔しているようでさすがにこの表情でした。何度もでも書きますが、選んだのは課長自身です。RPGにおける名前決めの大切さを思い知る名場面でした。
それからもう一つ。糸井さんが課長のプレイ画面を見て一言。
「主人公の名前が僕が個人でやってた時と同じですね」って、あんたもかいな!!
しかも”ち○ちん”が「おまかせ」コマンドから予めいくつか設定された名前の一つであることを知ると(忘れてたんか~い!)「素晴らしいですね」とのありがたいお言葉。
『MOTHER2』の生みの親であるこの人も相当面白い人で間違いないですね。
今回ミニコーナーはなく、挑戦と対談だけのスペシャルな番組構成でした。たまにはこういう回もいいもんですね。というかゲームセンターCXってそもそもクリエイターインタビューがメインの番組でしたよね~。
そうそう、課長は挑戦2日目でもエンディングには辿りつけず、次回の放送は3日目に突入した『MOTHER2』の放送が確定です。
さぁて、次回こそはエンディングに辿りつけるのでしょうか?
ゲームボーイアドバンス用ソフト『MOTHER1+2』は新品・中古ともにお高いので『MOTHER2』だけバーチャルコンソールからダウンロードするのがオススメかと思います。
ヘンな名前にしなければ、すごく面白いゲームなのでオススメですよ。
2019年12月20日発売予定の最新DVD-BOXは特典映像としてテレビ未放送の『ときめきメモリアル2』の挑戦が収録されているとのこと。楽しみですね~。
ということで今回はここまで、次回乞うご期待!
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挑戦ソフト:『MOTHER2 ギーグの逆襲』(GBA版)
元々は1994年8月27日に任天堂より発売されたスーパーファミコン用のコンピュータRPGで前作に続きコピーライターの糸井重里さんがゲームデザインとシナリオを手掛けた名作ソフトです。キャッチコピーは「大人も子供も、おねーさんも。」。木村拓哉さんを起用したテレビCMは当時、大きな話題になりました。
ちなみに2019年現在SFC版は3DS、WiiUのバーチャルコンソールで配信中です。
今回挑戦に使ったゲームボーイアドバンス版リメイクは2003年6月20日に前作『MOTHER』と同時収録した『MOTHER1+2』として発売されました。内容はSFC版との大差はないもののハードの性能ゆえBGMや効果音が劣化しています。なお、今回の挑戦はゲームキューブとゲームボーイプレイヤーを使用しての挑戦となりました。
ストーリー
イーグルランドの地方都市オネットのある家では、主人公の少年が家族と暮らしていた。そして少年の家の隣には、同年代の少年ポーキー・ミンチとその家族が住んでいた。ある日の夜、少年の家の裏山に隕石が落下した。隕石を見に行ったきり行方不明になったポーキーの弟・ピッキーの捜索のため少年はポーキーと共に裏山へ向かうのだった。その夜の出来事で地球の危機を知った少年は翌朝、家族に別れを告げ、地球の未来のために冒険の旅へ出発するのだった。
MOTHER2 ギーグの逆襲 プレイ映像(映像はGBA版ではなくSFC版の3DSバーチャルコンソールです)
主にアメリカを舞台としていた前作と比べ、アメリカを彷彿させる「イーグルランド」を中心に、エジプやアマゾンを彷彿とさせる砂漠や魔境、広大な地底大陸など、冒険の舞台は世界規模にまで広がっているのも大きな特徴です。
また作中では様々なパロディネタが用いられており、ブルース・ブラザーズに良く似たバンド”トンズラブラザーズ”や、ビートルズの『イエロー・サブマリン』を意識したような”黄色いサブマリン”などの洋楽ネタに加え、糸井さんが協会会長を務めるモノポリーや当時のテレビ番組の中で糸井さんが行っていた徳川埋蔵金発掘企画についてもネタにしています。
ゲーム中には埋蔵金を堀るショージ・モッチーが登場します。モデルになったのは埋蔵金発掘プロジェクトにおいて糸井さんと共同で作業にあたった建設会社の会長さんです。
それはさておき、前回の放送にてパーティキャラをふざけた名前に設定したために終始しまりがなく、物語の大事なシーンが台無し(笑)になってしまい挑戦中も後悔のあまりボヤく課長(全部、ご自分が悪いのですが・・・)。
主人公の名前が”ちん○ん”以下ご覧のとおりの名前です。ふざけ過ぎですね~。
ちなみに”ち○ちん”は「おまかせ」コマンドから予めいくつか設定された名前の一つで、下半身のことではなく犬のしつけの方の言葉です。
それから挑戦ソフトがRPGゆえにゲーム進行が遅く、前回の放送ではようやく3人目の仲間と合流した有野課長。はてさて今回こそはエンディングまで辿りつけたのでしょうか?
感想
前回同様、挑戦ソフトがRPGということでどうしてもプレイのダイジェスト映像になってしまうので挑戦としては物足りない内容になっていますね~。
ただ今回は糸井重里さんがゲストで登場し課長との対談が実現!
『MOTHER』シリーズの製作に至る秘話や任天堂の宮本さんや岩田さんとのエピソード等がいろいろ聞けてシリーズのファンとしては大変興味深い回でしたねぇ。
対談エピソードの中でワタクシが一番面白かったのは、糸井さんがつまんないと思って遊ばずにいたドラクエ(1)を雨の日の暇潰しにたまたま遊んだら、めちゃくちゃハマってRPG作りたくなったという話ですね~。
「ドラクエは偉大!」と思わせてくれるエピソードでした。
この他にもいろいろ興味深い話が聞けて『MOTHER』シリーズファン必見の回でしたね。
ワタクシが選ぶ今回の名シーン&名言
遅い進行ながら順調にゲームを進める課長は”どせいさん”の住む村に辿り着きます。そこでどせいさんから振る舞われたコーヒーを飲むと、これまでの冒険を振り返るメッセージが流れます。
糸井さんから主人公たちに向けて感動的なメッセージ・・・のハズが主人公たちの名前がふざけているので台無しになってしまいます。
こんな名前にしたばっかりに「ちんちん・・・きみがこの長く曲がりくねった」とメッセージが流れ始めてしまいます。
課長もずいぶん後悔しているようでさすがにこの表情でした。何度もでも書きますが、選んだのは課長自身です。RPGにおける名前決めの大切さを思い知る名場面でした。
それからもう一つ。糸井さんが課長のプレイ画面を見て一言。
「主人公の名前が僕が個人でやってた時と同じですね」って、あんたもかいな!!
しかも”ち○ちん”が「おまかせ」コマンドから予めいくつか設定された名前の一つであることを知ると(忘れてたんか~い!)「素晴らしいですね」とのありがたいお言葉。
『MOTHER2』の生みの親であるこの人も相当面白い人で間違いないですね。
今回ミニコーナーはなく、挑戦と対談だけのスペシャルな番組構成でした。たまにはこういう回もいいもんですね。というかゲームセンターCXってそもそもクリエイターインタビューがメインの番組でしたよね~。
そうそう、課長は挑戦2日目でもエンディングには辿りつけず、次回の放送は3日目に突入した『MOTHER2』の放送が確定です。
さぁて、次回こそはエンディングに辿りつけるのでしょうか?
Newニンテンドー3DS専用 MOTHER2 ギーグの逆襲[スーパーファミコンソフト][オンラインコード] | |
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MOTHER2 ギーグの逆襲 [WiiUで遊べるスーパーファミコンソフト][オンラインコード] | |
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ゲームボーイアドバンス用ソフト『MOTHER1+2』は新品・中古ともにお高いので『MOTHER2』だけバーチャルコンソールからダウンロードするのがオススメかと思います。
ヘンな名前にしなければ、すごく面白いゲームなのでオススメですよ。
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有野晋哉(よゐこ) | |
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2019年12月20日発売予定の最新DVD-BOXは特典映像としてテレビ未放送の『ときめきメモリアル2』の挑戦が収録されているとのこと。楽しみですね~。
ということで今回はここまで、次回乞うご期待!
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