さて、前回の記事で「大相撲妄想場所」のご案内をさせていただいておりましたが、本日、無事に初日を終えることが出来ました。妄想場所の詳細については■1031 大相撲「夏・妄想場所」開催のご案内(24日初日!)の記事と、大相撲妄想場所専用ページをご覧いただければ幸いです。

この妄想場所の発端は「3月場所は開催されないのではないか。開催されなかったら、妄想場所でもやってみるか」という雑談レベルの会話から始まったのがスタートです。この時は無観客とはいえ、3月場所は開催される運びとなったので妄想場所の話は一度無くなりましたが、5月場所の中止が決まり、再度、この妄想場所について相撲ライターの西尾克洋さんと真剣にこちらについて考え、動き出しました。

ここ1~2週間はいかに「リアルに近づけるか」というのを目標にし、各力士や歴代のデータが勝敗決定にどの程度有意なでたーとなりうるのかの検証を行ってました。

妄想なんだから、なんだってありだろ?
と言われれば確かにその通り。

とはいえ、「本場所があると思って」開催するわけですから、あまりにも非現実的だと逆に面白くない。おかしな言い方かもしれないですが、最大級の非現実さがあったとしても1月の徳勝龍の優勝レベルが精いっぱいでしょう。いや、もし私たち相撲ファンがこの徳勝龍の優勝以前に「妄想」という前提で徳勝龍の優勝の絵を描いたら。それは「リアル感がなさすぎる」話にもなってしまっていたかとも思います。

だからこそのデータ。ここまで私なりにデータを駆使させていただいているわけで、このデータからどこまでリアルを追えるか。そしてその中で参加者の皆さんに楽しんでいただけるか。

リアル感を出すために、勝敗と関係ない部分での「演出」も行っています。その一つが相撲協会から報道関係者に渡される翌日の取組です。翌日の取組を知るだけなら、文字情報だけで充分です。ですが、この妄想場所開催にあたり、こんなものを用意してみました。

初日割

2日目割
3日目割
実際に報道関係者に配られるものをイメージして作成してみました。

星取表についても新聞などに掲載されるようなイメージで以下のようなものを用意。

初日終了時
初日終了時(十両)

このようなものまで用意させていただき、現在100名を超える参加者さんたちと楽しませていただきました。

なお、こちらのブログでは、向こう15日間、この妄想部屋の運営話や、妄想場所で使われているデータを小出しさせていただこうと思います。

こちらの妄想場所。最初は「実在の力士を使ったお遊びに共感されない方もいるだろう」という批判もあるかと思いましたし、実際そのようにお考えの方もいらっしゃるとは思いますが、少なくとも参加されている方と楽しさを共有できた初日となりました。また元力士さんで参加されている方もおりますので、ご興味ある方は、今からでも参加できますので、こちらのブログで紹介するデータとともに、大相撲がない5月をお楽しみいただければと思います。




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