株が一気に上昇した。
歴代では十位以内に入るという。
景気の良い話で明るいニュースだ。
ただ心配なのが、株価が日本の経済を反映しているのか。
その点が心配だ。
かつて、リーマンショックの時、株が暴落した。
その後、持ち直して株が急騰。
私もそれにつられて買った。
しかし、しばらくしてまた一気に暴落。
大きな損をした思い出がある。
ましてや、この時期、年度末。
配当や株主優待の権利が手に入る。
これを目的に株を買っている人も見受けられる。
さらに、現在、アメリカさんは大変なご様子。
日本まで手を伸ばす余裕がない。
アメリカドル不足で、円も買えず。
外資が手仕舞いしている。
アメリカも落ち着き、日本に外資が参入してくるとどうなるか。
買いから入ってくれれば、株価があがるが、そうとは限らない。
売りから入ると、取引の七割ともいわれる外資。
一気に暴落である。
もう一つの気がかりは政治の介入。
本来の株の取引は自由経済が基本。
しかし、今の時代は政治が絡む。
アメリカ株はトランプ大統領の匙加減次第。
日本も然りである。
株価は政府が決定しているようなものだ。
その動きに投資家が右往左往。
さらにAIが絡む。
もう本来の経済市場ではない。
株式市場はカジノのような有様である。
こんな値動きの激しい時は、高みの見物にかぎる。
君子危うきに近寄らず。
株を見ず、桜を眺めているのが良いようだ。