平成31年度の公立高校入試後期選抜の

 

社会の出題形式は次の通りです。

 

 

【平成31年度】

 

問題数……30問

 

 記号・数字問題……20問

 

 記述問題……5問

 

 用語問題……4問

 

 作図問題……1問

 

 

ちなみに平成30年度はこうでした。

 

 

【平成30年度】

 

問題数……30問

 

 記号・数字問題……15問

 

 記述問題……5問

 

 用語問題……10問

 

 作図問題……なし

 

 

ざっくり言うと用語問題が減り、

 

記号問題が増えました。

 

記号問題は30問中20問ですから、

 

ちょうど全体の3分の2ということになります。

 

 

記号問題が増えたのは、

 

「採点ミスをなくすため」という意味合いが強いでしょう。

 

高等学校入学者選抜審議会においても、

 

他の都道府県の採点ミス問題は、

 

何度も話題にあがっています。

 

 

ですから基本的には来春の入試も、

 

「記述問題は5題程度で、記号問題が中心」

 

という出題傾向は変わらないでしょう。

 

これだったら社会が苦手な生徒でも、

 

努力次第でなんとかなりそうな気がしませんか?

 

 

ただし、平均点は平成30年度の63.4点に対して、

 

平成31年度は58.5点とむしろ下がっています。

 

記号問題が増えたからと言って

 

必ずしも易しくなるとは限りませんので。