学歴は大事だとか、いや関係ないとか、

 

学歴に関しては様々な意見がありますが、

 

私なりの意見をちょっと。

 

 

まず、「学歴がある人の中には優秀な人が多い」

 

という意見を否定できる人は、

 

まずいないのではないかと思います。

 

日本ナンバー1の大学と言えば

 

東京大学を挙げる人が多いと思いますが、

 

東京大学出身の方の中には、

 

ノーベル賞受賞者とか、総理大臣とか、

 

とにかく名の通った人がたくさんいます。

 

 

それに対して言い方は悪いのですが、

 

いわゆるFランク大学からは、

 

そういう人はほとんど出ません。

 

もちろん有名人を輩出していることもありますが、

 

数からいえば東京大学とは雲泥の差です。

 

 

ただ、東京大学出身の人全員が優秀なのかと言えば、

 

そんなことはありません。

 

いわゆるペーパーテストだけが得意だという人もいるでしょうし、

 

世の中に出てから良からぬことばかり

 

している人だっています。

 

つまり、「難関大学出身の人は優秀な人の割合が高い」

 

は正しいと思いますが、

 

「難関大学出身の人はみんな優秀である」

 

は明らかな間違いなのです。

 

 

逆にいわゆるFランク大学の場合は、

 

東京大学などの難関大学出身者に比べると、

 

優秀な人の割合は低いかもしれません。

 

ただ、中には非常に能力が高いのに、

 

事情があってその大学に入った人もいますし、

 

ペーパーテスト以外で才能を発揮できる人もいます。

 

全員が駄目だというわけではないのです。

 

 

ですから、

 

「あいつはFランク大学出身だから駄目に決まってる」

 

というような発言をする人は、

 

学歴の何たるかが分かっていない人だと思いますね。

 

 

私は学歴のある人には一定の敬意を払いますが、

 

だからといって全員が優秀だとは思っていません。

 

また、名前の通っていない大学出身の方だからといって、

 

最初から駄目だと決めつけることもありません。

 

 

ですから、当塾の講師採用試験の際も、

 

そういう方針で合否を決めています。

 

大学名だけで不採用にすることはありませんし、

 

逆に大学名だけで採用にすることもありません。

 

 

実際、東京大学や京都大学出身の人でも、

 

不採用にしたことがあります。

 

 

ただ、そうやって大学名を問わずに

 

採用してはいるのですが、

 

それでもこのあたりだと東北大学の方が

 

大半になってしまうのも事実です。

 

うちの塾の場合も、全体の7~8割が東北大学ですから。

 

 

それが自然な形だと思います。