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『nutahachi』でございます。

『フランス映画界の至宝』、カトリーヌ・ドヌーブの最新作が公開されます。


アンティークの祝祭
監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、キアラ・マストロヤンニ、アリス・タグリオーニ 他
公式HPは、こちら。

あらすじ
夏のある朝、クレールの決意は突然だった…。70年以上におよぶ長い人生。ここのところ意識や記憶がおぼろげになることが増えてきた。「今日が私の最期の日」と確信した彼女は、長年かけて集めてきたからくり人形、仕掛け時計、肖像画など数々のコレクションをヤードセールで処分することにする。一方、疎遠になっていた娘マリーは、母のこの奇妙な行動を友人のマルティーヌから聞きつけ、20年ぶりに帰ってくるが…。


本作品は、『フランス映画界の至宝』カトリーヌ・ドヌーブ主演の作品で、出演作品は85作品目(!)になります。実の娘のキアラ・マストロヤンニとの共演も、話題のひとつになってるとか。

当ブログでは、今年90歳になる(!)クリント・イーストウッドに敬意を表して『御大』と呼んでいますが、カトリーヌ・ドヌーブも正に『御大』ですね。年齢は…女性ですし、触れないでおきましょう(笑)。

主演は、もちろん『御大』カトリーヌ・ドヌーブ。昨年は、日仏合作の『真実』で、是枝監督作品に出演しました。実は1962年から、ほぼ毎年、何かしらの映画に出演しているようで、さすがは『御大』。

共演は、実の娘のキアラ・マストロヤンニとの共演も興味を引きますが、2018年に『Le Jeu de l’amour et du hasard』の演技でフランス演劇界最高賞であるモリエール賞最優秀女優賞に輝いたロール・カラミーも出演しているようです。

監督は、ジュリー・ベルトゥチェリ。今作品では脚本も務めています。初の長編映画『やさしい嘘』は2003年カンヌ国際映画祭の批評家週間のグランプリ、セザール賞の新人監督賞、マルグリット・デュラス賞、ミシェル・ドルナノ賞など、フランス国内外で20以上の賞を受賞した経歴を持っているようです。

予告編を観ましたが、まず目に入ったのは、タバコを吸う姿。

世界的に禁煙が叫ばれ、タバコを画面に出すのを控える風潮があるなか、堂々と煙草を吸う姿は、流石すぎにして、似合いすぎです(笑)

「ひとりの女性の生涯を、アンティークの思い出で振り返る」という、人生の喜怒哀楽を見せる映画は、すべからく感動を呼びますので、ちょっと気になっています。

でも、超ド級に上映館数が少ないです(泣)

公開は、4月下旬からになります。

今日のところは、ここまで。


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