酒気帯び運転で、逮捕。

元『TOKIO』のメンバー、山口達也が酒気帯び運転で逮捕されました。

2018年に、強制わいせつで逮捕⇒ジャニーズ事務所を退所したことは、まだ記憶に新しい方もいらっしゃるのでは、ないでしょうか。

2年後に、また不祥事を起こしてしまって、芸能界への復帰は絶望的になったようです。

TVで、警察から出てくるところが放送されているのを見ましたが、ファンの方でしょう、「たっちゃーん!」の叫びが、なんとも辛く感じました。

芸能人となると、とかく注目されるので、そのプレッシャーなのでしょうか、『芸能界への復帰』というのは、想像以上に高い壁なのかもしれませんね。

今年は、大河ドラマに出演していた女優さんとか、多方面に活躍している男優さんとかが、逮捕されています。

そんなことがあって、一般の方々は冷めた目で見ているなか、ファンの方は、復帰を信じて待っているワケなので「がんばってもらいたなぁ」なんて思うワケです。

この作品の主役を演じた方も、過去に泥酔して、全裸で公園で叫んでいたところを、公衆わいせつ罪で捕まった過去がありましたが、見事に復帰、すばらしい役者として活躍中です。

『ミッドナイトスワン』です。

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監督:内田英治
出演:草彅 剛、服部樹咲、田中俊介 他
公式HPは、こちら。


あらすじ
新宿のショーパブ<スイートピー>では、メイクしステージ衣装に身を包み働くトランスジェンダーの凪沙。洋子ママが白鳥に扮した凪沙、瑞貴、キャンディ、アキナをステージに呼びこみ、今夜もホールは煌びやかだ。 所変わって、広島のアパートでは、泥酔した母・早織が住人に因縁をつけていた。なだめようとする一果を激しく殴る早織。心身の葛藤を抱え生きてきたある日、凪沙の元に、故郷の広島から親戚の娘の一果が預けられる…。

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感想(ネタバレしてる…どうだろう?)

本作品は、オリジナル脚本による作品で、草彅剛がトランスジェンダーの役を演じるということで、話題になっているとか。でも、そんなことは些細な事で、まだ子供で、強く生きていけない一果のため、尽くす凪沙の姿が切なくて、泣きそうになりました。

冒頭のショーパブでのショーや、そのあとのやり取りを見て「草彅剛ってスゲー。なんか、ホントにそうなの?」思えるほどの、演じっぷり。

なんの違和感も感じないで、終始観てられました。

ただ、「草彅剛のトランスジェンダー役~云々」というのは、この作品を話すにあたっては、些細な事のように感じました。

作品中に「自分たちのようなものは、強く生きていかないといけない。」と言って、凪沙と一果が泣きながら抱き合うシーンがありました。

お互いに孤独な身の上の為に、そういうシーンがあったのでしょう。

でも、凪沙はともかく、一果は、まだ子供です。辛いことがあると『あること』をして、グッと我慢しています。

それを思ってか、凪沙は一果のために尽くします。

ショーパブをやめて、堕ち…そうになる。
『男』として、就職する。
性転換して、『母』になろうとする(だけど…)。

などなど。

切なくなって、泣きそうになりました。(ギリ、セーフでした。)

久々に、ちょっと素敵な作品を観ました。


あとがき

先にも書きましたが、『頻涙』を自称する『nutahachi』ですが、最近は、思ったほど泣いていないかも?

ブログを書くようになってから、多くの映画を観てきたせいか、耐性が出来てきたのかなぁ?

上映が終わって、帰るときに、ちょっとみっともないので、すぐ泣けるのはイヤだったんですけど…。

「泣けない」となると、それはそれで、なにか寂しいような、感性が鈍ってきたのかと、心配になってみたり。

…なんか、メンドクサイですね(笑)。

今日のところは、ここまで。

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