去りゆく季節、晩秋の山々は美しさを増すばかり 11/13 但馬
久しぶり(?)のソロツーリング。
今日は養父の畑からのスタートで、まずは春に桜を満喫したケサカ公園へ。
たしかもみじの樹もあったはずだと思っていたら、やっぱりありましたね。
まさにドンピシャリのタイミングだったようです。
ただちょっと残念だったのは、周囲の山々は針葉樹ばかりで紅葉はしていません。
それでもここは大好きな場所のひとつに変わりはなく、四季を通じて美しい、山奥の静かな空間です。
1本目の林道はそのすぐ近くにある畑林道でしたが、奥の方で伐採作業が行われていたために撤退。
2本目はそのまた近くのお初林道でありましたが・・・
簡易舗装からダートに変わってすぐに道が消えました。
ま、新規探索なんてこんなことの繰り返しがほとんどです。
その後、浅野、門野、和田などで自主的物件見学を行なっていたので2時間ほど費やした後に・・・
福岡作山林道であらためて仕切り直し!
ここは安定の良さとでも言いましょうか、ウォーミングアップにもぴったりです。
蘇武岳方面は綺麗に紅葉しています。
そして前回は途中でルートが分からなくなり、敢なく撤退を余儀された寺河内林道。
今日もまた迷っています・・・
この森のどこが抜けられるのよ?
彷徨い続けることしばし。
でもね、こんな空間に出会えればそれも楽しさのひとつです。
なんやかんやでやっとこさ抜けることができました!
そうだったのかぁ、こういうことだったのね。
ここはあらかたボスに教えてもらった場所ですが、最後の区間は明確には聞かずにとっておきました。
連れて行ってもらうばかりで、自分で何ひとつ覚えようとしない輩もいますが、私にすればそれはオフロードバイクの楽しさを自分でスポイルしているとしか思えません。
たとえショートピストンであっても、一から自分で発掘した時の喜びは言葉では表せないほどのものですし、それがメジャー林道でも自分で調べて完走した時の楽しさを知らずして過ごすのは本当に勿体ない話です。
なーんてエラそうに言いながらも次のネタもボス譲り・・・
まあ朝の四時半に到着するには、我が家を2時には出なければなりませんが。
妙見蘇武三川線の蘇武岳登山口から階段を少し上るとすぐに石碑が・・
アレ、もう頂上かと思いきや右手に急坂が待ち構えていました。
トレッキングの装備ならばどうってことない距離と勾配でしょうが、オフロードブーツにフルプロテクター、しかも朝の冷え込みに備えて重ね着と、全身が大リーガー養成ギブスも真っ青な状態です。
登り切った時は四つん這いになってゼイゼイハーハー!
しか〜し、話通りの絶景360度パノラマです!!
視線の先は日本海香住漁港です、萌えてます。
登ってきた道を上から眺めるとこんな感じ。
降る途中に80代くらいの老夫婦とすれ違い、ご主人の方は杖をついておられたけれど大丈夫だったかなあ?
香住方面に北上します。
大きなスケールで紅葉している風景を見るには、但馬ではここがベストかもしれません。
色の鮮やかさならば仏ノ尾でしょうか?
その先の栗ヶ尾林道で降ろうかと思っていましたが、途中伐採作業中で引き返します。
初夏から秋にかけては放牧されていて、入ることのできない秘密のポイントが開放されていました。
蘇武岳展望台はチェーンや柵があるので、写真を撮るのにはあまり適していません。
でもここはそれが無く、絶好の撮影ポイントなんです。
一旦9号線に戻り、2年ぶりくらいになる用野和佐父線へと進みます。
いいな〜、ここってこんなに良かったっけ?
いつもより先を目指すので、9号線と並行に走る林道群はスルーすることが多いのですが、ここはこれから外せなくなりそうです。
黄葉もいいものですね。
朝の雲ひとつない快晴も良いものですが、秋の空らしい程よい雲もまた良いものです。
人工的に植樹されたもみじではなく、自生しているものにはそれなりの美しさと品があります。
本谷奥線に入るつもりが、誤って農道へ・・・
これがまた素晴らしい芝生道なんです!
奥の行き止まりには2軒の廃屋農家がありましたが、こんな山奥で開墾をし、家を建てる苦労はどれだけのものだったのでしょう?
それにしてもこんなミスコースならば、何回やろうと楽しいものです。
長らく工事通行止めで入ることができなかった本谷奥線、今度こそ間違いありません。
もっとイージーなフラットかと思いきや、なかなかワイルドさも秘境感もあるところでした。
宮神山田側出口付近は荒々しく切り通したばかりの様相。
その先、宮神山田との合流地点はチェーンゲートがありました。
南側から入った時はフリーでしたが、これも林道あるある。
最後は荒れた舗装なんだか、ダートなんだかよく分からない宮神山田で4号線へ出て本日終了。
やっと完抜けした寺河内、久しぶりの用野和佐父、そして初めての本谷奥線と楽しい一日でした。
グループにはグループの楽しみもありますが、やっぱりソロの楽しさは格別です。
道の駅但馬蔵ののぼりをみて、一度食べてみたかった八鹿豚まんですが、シンプルな味付けで本当に美味しかったです。
本日の物件の方はあまり収穫はありませんでしたが、トータルでは満足度120%の1日でした。
しかもこれを書いている途中にMさんから新たな面白い情報を入手。
持つべきものは友ですね〜!ありがとうございます。
我が家のキッチンに何やらアヤシイ動物が・・・
あられもない姿をカメラに撮られて困惑しております。
The END