苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

氷ノ山&蘇武岳周辺 絶景巡り徹底ガイド 11/24 但馬

いよいよ今シーズンも終わりに近づいてきた但馬エリアですが、この週末は季節外れの暖かさ。
今日はあらためて苦楽園オススメの絶景巡りツアーをご案内します。

スタートは加保坂から、青空が広がっています!

この紅葉も今日が見納めになるかもしれません。

北側の舗装林道(ここは路面に泥が流れ出しているところが多く、とてもスリッピーなので要注意!)に合流して、そのまま進むと十字路にあたり、梅ヶ久保林道に直進します。(左前方に標柱あり)


三叉路のところ近くで伐採作業が始まっていて、その周辺の路面がエライことになっていました。
本来は走りやすい区間だったのですが・・・雨後はお気を付けください。

杉ヶ沢高原に向かえば、美しい紅葉、黄葉がまだまだ残っています。

仲間内では癒しの森と呼んでいますが、この時期はフッカフカの落ち葉の絨毯が広がります。

下草も枯れて見通しが良くなり、縦横無尽に森の中を走り回れます。

楽しぃ~!こんなウッズはなかなかあるものではありません。
ひとしきり遊んで、草原の広場へ。


季節の移ろいは早いもので、緑にむせ返るようだったのが、茶褐色の世界に変わっています。

「但馬のトスカーナ」、行き止まりのこの高原の最奥部です。


小さな谷筋に天の川のようなススキ野原が広がります。

折り返して出合集落に向かって下ると、左側に轟安井林道の入り口があります。

ここから見えるハチ高原の風景が好きです。

瀞川氷ノ山メインルートを北上します。

ハチ高原奥のススキ野原もすっかりとその姿を変えています。

これは10月に撮影した画像ですが、一か月半でずいぶんと雰囲気が変わります。

関宮方面に下ると別宮の棚田があります。
ここもこの時期は電柵が無くなりスッキリとしています。


そしてその先、ロッジ鉢の横を登っていくと・・・


何度来ても感動がそこにある、ハイパーボウル東鉢展望台です。
大江山の方角にはまだ雲海が残っていました。

独りで来るとず〜っと眺めていられるこの風景。
もうスキー場のオープン準備も整い、あとは雪が降るのを待つばかり。
この眺めも来年の連休明けまで楽しめないのは少々辛いところです。

ハチ高原に戻り、瀞川氷ノ山北区間を少し走り、野間林道を下るとすぐにある「イヌワシポイント」。
今日はアマチュアカメラマンがおられたので、前に出て撮影するのは遠慮しました。

ここから仏ノ尾に入るのはやや難しいので詳しく説明します。
県道87号線で新屋集落を抜け国道482号線に出て右折し、しばらく進むとこの交差点を表示板矢印の方向へ進みます。
(実際には前方から反対に向かって進んでくるので、この表示板は見えません。対岸に水道施設の建物があるところです)

クネクネと棚田の間を上ると「東垣バス停」があり、その先を左折。

またさらに集落の間の細い道をクネクネ登れば、「佐坊バス停」がありその先を左折です。


*ここでお願いがひとつ。このあたりはとても静かな集落ですのでじゅうぶんに徐行してください。

そのまま進めば仏ノ尾林道(全長約11km)です。
この方向だと2本の支線分岐が現れますが、どちらも右が本線ですのでお間違えなく。

フラットでとても素晴らしい林道ですよ!

出入口はこちらで、左に進めば大照林道(全線舗装)ですが、今日は右に進みます。

なぜかと言えば、但馬のボスこと高山町さんから『小代展望台に行くなら稲荷尾林道を必ず通らんかいっ!』という厳しいお達しがあったからです。

夏場は物凄いススキの密集で先が見えないほどですが、すっかりときれいに刈り取られています。


やっぱりここは晩秋のこの時期が最高!


道幅が広くなるとウエットになり車の轍で走りにくい区間があります。
そして右手に小代スキー場が見えて来ると再び大照線と合流し右折、100mほど先で左に登れば・・・・

この風景『但馬のチロル』が眺められます。

今日は朝方の青空はどこへやら?
この画像は以前に撮ったものですが、この展望台東屋のある場所と言えば、もうすっかりおなじみですね。

大照線を村岡方面にそのまま進めば、そこにもいくつかのお気に入りの空間があります。

グループだと絶対と言っていいほどこんな場所はスルーしますが、ソロの良いところはこんなふうに意外な発見も広がります。

9号線に出て、村岡ファームガーデンを過ぎたところから、このところ三回連続の「寺河内林道」へ、ってどんだけ好きやねん!

いや本当に素晴らしいんですよ、この林道は。

妙見蘇武林道と合流して南に進み、耀山に下る途中のマイポイント。
今日は少し奥まで入ってみました。

ここの眺めもまた何回来ても感動します。
ここには無粋な柵やチェーンもありません。

さらに別の支線に入ってみると、上から眺めていた緑の空間に・・・

うわ〜、こんな場所があったんだ!

夏場は決して入れない場所です。

後半は残念ながら曇り空になってしまいましたが、シーズン最後に絶景オールスターズを楽しめました。


もしもこのコースが気に入っていただけたなら、謎解きゲーム感覚でトレースしてみてください。
ヒントは過去記事にもたくさん載っていますよ。


ではまた!  See You!